「新NISA 口座開設を検討している」「新NISA口座を開設しようと思っても、どこで開設すればいいのか、いまいちよくわからない」と感じていませんか?
資産運用や新NISAに興味はあっても、たくさんの証券会社から選ぶのは難しいですよね。
しかし、2024年の「新NISA」制度はこれまでと大きく異なり、より多くの方が利用しやすくなっているんです。
そこで本記事では、2024年の新NISA口座開設の基本から、SBI証券と楽天証券の徹底比較、さらには資産運用の戦略まで、わかりやすく解説していきます。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
2024年「新NISA」って何が変わったの?
これまでのNISAと何が変わったのかについて解説します。
新NISAの基本から、投資初心者にもわかりやすいようにご紹介しますので、これから投資を始めたい方は必見です!
新NISA口座開設の基本
新NISAとは、令和6年(2024年)から始まった「少額投資非課税制度」のこと。
株式や投資信託などの投資で得られた利益が、非課税になる制度です。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があり、1つの口座で併用できます。
そのため、投資初心者にとっても資産運用が始めやすいといえるでしょう。
2024年新NISAの変更点
2024年から始まった新NISAでは、以下の変更点があります。
投資できる金額の上限が拡大
2023年までのNISAでは、年間投資できる金額は一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円でした。
しかし、新NISAでは成長投資枠が240万円、つみたて投資枠が120万円と、年間投資できる金額が360万円に拡大。
これにより、より多くの資金を非課税で運用できるようになり、資産形成の可能性が広がりました。
非課税の期間が無期限化
2023年までのNISAでは、非課税の期間は一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間でした。
しかし、新NISAでは、両方の枠で非課税期間が無期限化。
これにより、長期運用による資産形成の効果がより大きくなったのです。
つみたてNISAと一般NISAの2つの枠が統合
2023年までのNISAでは、つみたてNISAと一般NISAは別々の枠で運用されていました。
しかし、新NISAでは、両方の枠が統合され、年間360万円の枠で運用できるように。
そのため投資の選択肢が広がり、より柔軟な運用が可能になりました。
ジュニアNISAが廃止
2023年までのNISAでは、未成年者を対象に年間80万円の枠で非課税で運用できましたが、2023年末で廃止されました。
新NISAで資産運用をするコツ
2024年から資産を増やしたい人にとって失敗しないためにも、戦略はとっても重要。
ここでは、新NISAを利用して資産を効果的に運用するための重要なポイントをご紹介します。
投資の目的と目標を明確にする
投資を始める前に、自分が何のために投資をするのか、具体的な目標をはっきりさせましょう。
例えば、老後の資金準備、子供の教育資金、経済的自由の獲得など、目標によって投資の期間やリスク許容度が変わってきます。
自分の目標に合わせた適切な投資戦略を立ててみてくださいね。
自分に合った投資方法を選ぶ
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの主要な投資方法があります。
つみたて投資枠は少額から始められ、リスクを抑えられますが、成果が出るまで時間がかかります。
一方、成長投資枠は大きなリターンを期待できますが、リスクが高く、一定の投資知識が必要です。
それぞれの特性を理解し、自分の投資スタイルやリスク許容度に合った方法を選択してくださいね。
長期的な視点で投資する
投資は短期的な利益追求ではなく、長期的な資産形成の手段です。
市場の短期的な変動に惑わされず、自分の投資計画に忠実に従い、資産を着実に増やしていくことが重要。
また、定期的に自分の運用を見直し、資産配分や投資商品のパフォーマンスを確認したうえで、必要に応じて調整を行うことも大切です。
SBI証券と楽天証券:9つのポイントで徹底比較!
SBI証券 | 楽天証券 | |
手数料 | 一部無料 | 一部無料 |
取扱商品数 | 2579(※1) | 2559(※2) |
ポイント制度 | Tポイント Vポイント Pontaポイント dポイント JALマイル |
楽天ポイント |
使いやすさ | 初心者から上級者まで幅広く支持されている | インターフェースが直感的で、使いやすい。初心者にも優しい設計 |
キャンペーンや特典 | 現金プレゼント、ポイントプレゼント | 楽天ポイントプレゼント |
口座開設数 | 1,100万口座 | 1,000万口座 |
クレジットカード積立 | 三井住友カード(NL) 三井住友カード ゴールド(NL) 三井住友カード プラチナプリファード |
楽天カード |
IPO取扱実績 | 91社 | 61社 |
アプリやツール | 情報収集と注文性能に優れているHYPER SBI 2 | 機能と直感的な操作性が魅力のマーケットスピードII |
参考(※1)SBI証券 2024年2月13日時点
参考(※2)楽天証券 2024年2月13日時点
ポイント1:手数料
国内株式だとSBI証券では、なんと現物売買が完全無料!
投資初心者には、うってつけの条件ですよね。
信用売買も、100株未満で40円、100株以上で25円とお手頃です。
一方、楽天証券は現物売買が100株未満100円、100株以上で1円とこちらも魅力的。
信用売買は少し高めですが、まだまだ手の届く範囲です。
国内株式をメインに考えているなら、この辺りの数字に注目してみましょう。
米国株式の取引手数料は、SBI証券が、買付時に1株あたり1.5米ドル、売却時には0.45米ドルの手数料がかかります。
楽天証券では、買付時は1株あたり1.05米ドル、売却時には0.45米ドルとなっており、特に買付時の手数料がSBI証券よりも低く設定されています。
そのため、米国株式を積極的に取引する投資家にとっては、楽天証券のほうがいいかもしれません。
ポイント2:取扱商品数
国内株式の取り扱いは、SBI証券が約3,500銘柄、楽天証券が約4,000銘柄を提供していて、幅広い選択ができます。
米国株式の場合、SBI証券は約5,000銘柄、楽天証券は約4,000銘柄を取り扱っており、SBI証券が上回っています。
米国市場でより多くの選択肢を求めている方にとって、SBI証券のほうがより魅力的でしょう!
投資信託に関しても、SBI証券が約12,000本、楽天証券が約7,000本を取り扱っており、こちらもSBI証券が上回っています。
しかし、楽天証券も選択肢が少ないわけではなく、投資家のニーズや投資スタイルに応じて、どちらの証券会社も検討する価値があることはたしかです。
ポイント3:ポイント制度
SBI証券はTポイント、Pontaポイント、dポイントという3種類のポイントが選択でき、一方の楽天証券は楽天ポイントを提供しています。
特定のポイントプログラムにすでに加入している方にとっては、うれしいですよね。
ポイントの使い道では、SBI証券はAmazonギフト券や楽天ギフトカードなど多様な交換オプションがあり、投資信託の購入にも使用できます。
楽天証券では、楽天市場での買い物に楽天ポイントを直接利用できる点が大きなメリットです。
ポイント4:使いやすさ
操作の使いやすさについてですが、SBI証券は高度な機能を備えていることで知られています。
緻密な投資戦略を立てたい方におすすめです。
しかし、これらの高度な機能は、初心者にはやや複雑に感じられるかもしれません。
一方で楽天証券は使いやすさを重視しており、直感的な操作性が特徴。
初心者でも簡単に取引を開始できるよう、シンプルでわかりやすいインターフェースを提供しています。
例えば、投資信託の選択や株式の購入プロセスが非常に直感的で、必要な情報が簡単に見つかるようになっているのです。
ポイント5:キャンペーンや特典
SBI証券と楽天証券、両方とも新規口座開設者や特定の条件を満たすことで、魅力的なプロモーションを実施しています。
SBI証券では、新規口座開設で現金やポイントのプレゼント、投資信託の購入でキャッシュバックが受けられるキャンペーンなどが頻繁に行われています。
さらに、特定の期間内に大きな取引を行うと、手数料の割引やポイントの追加獲得などの特典が得られることもあるんです。
楽天証券もまた、新規口座開設者向けに楽天ポイントのプレゼントや、投資信託の購入で楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施。
楽天グループのサービスを利用している人にとっては、楽天市場での買い物など、他の楽天サービスで使えるポイントを効率良く貯めることが可能です。
ポイント6:口座開設数
口座開設数は、証券会社の信頼性や利用者の多さを示す重要な指標のひとつ。
SBI証券は1,100万口座を超え、業界内ではリーダー的存在です。
これは、多くの投資家から信頼されており、幅広いサービスを提供していることの証明と言えるでしょう。
一方で、楽天証券も1,000万口座を超える口座開設数を誇り、特にオンラインでの投資サービスにおいて高い人気を誇っています。
楽天証券は楽天グループの一員としてのブランド力もあるので、安心ですね。
ポイント7:クレジットカード積立
クレジットカード積立は、投資へのハードルを下げる便利な機能です。
SBI証券では、三井住友カードを利用した積立投資が可能で、投資信託などの購入をクレジットカードで簡単に行えます。
楽天証券では、楽天カードを使用した積立投資が特に便利です。
楽天ポイントを積立投資に利用できるため、楽天グループのサービスを頻繁に利用する人にとってはうれしいサービスですよね。
投資を通じて楽天ポイントを貯められるメリットもあります。
ポイント8:IPO実績
IPO実績とは、証券会社がこれまでにどれだけ多くの新規公開株(IPO)の取引を扱ってきたかを示す指標です。
IPOは、企業が初めて株式市場に株式を公開し、一般の投資家が株を購入できるようになることを言います。
IPOに投資することで、投資家は企業の成長に伴う利益を期待できますが、同時に失敗のリスクもあります。
SBI証券は91社のIPO取り扱い実績があり、これは業界内でも比較的多い数値です。
これはSBI証券が新規公開株に関して、豊富な経験がある証拠といえます。
IPOへの投資を積極的に考えている投資家にとって魅力的ですよね。
一方で、楽天証券のIPO取扱実績は61社と、SBI証券よりは少ないものの、依然として多くのIPOの取扱実績があります。
比較するとSBI証券よりも少ないですが、楽天証券もIPO市場への参入を検討している投資家にとっては、十分に魅力的な証券会社です。
ポイント9:アプリやツール
SBI証券の主要な取引ツールは「HYPER SBI2」です。
このツールは情報量が豊富で、テクニカルチャートや発注関連の基本機能をほぼ網羅しています。
特に、最良気配の注文発注がワンクリックでできる「スピード注文」や、ドラッグ&ドロップで注文が完結する方法が用意されています。
初心者から上級者まで幅広いユーザーでも使いやすいと評価されているようです。
さらに、ニュースは20種類のカテゴリに分類されていて、過去20年以上の値動きを確認できるなど、効率的な情報収集をサポートする機能が充実しています。
一方、楽天証券の主要な取引ツールは「マーケットスピード」と「マーケットスピードⅡ」です。
これらのツールは、PCに対応しており、投資のスタイルに合わせた豊富な機能を提供しています。
特に「マーケットスピードⅡ」は、従来のツールから進化していて、アルゴ注文やマルチウィンドウ対応など、プロの投資家も使用する高度な機能を備えているのが特徴です。
また、個別銘柄画面には板情報やチャート、四季報、関連ニュースなどが集約されており、米国株式取引にも対応しています。
SBI証券と楽天証券はどちらがお得?
投資をスタートするとき、「SBI証券」と「楽天証券」のどちらを選ぶべきかは大きな決断です。
SBI証券と楽天証券は、とても人気のある証券会社の2つですが、それぞれにどのようなメリットがあるのでしょうか。
日本で人気のこれら2つの証券会社を、初心者と上級者の目線で比べてみましょう。
どちらが自分にとって最適かを見つけるためのポイントを紹介します。
初心者と上級者それぞれのメリット
SBI証券の「学ぶための資料がたくさんある」点と「コストが低い」ことが初心者にとって大きなメリットです。
一方、楽天証券は「使いやすさ」と「日常で貯めたポイントを使える便利さ」で人気があります。
上級者には、SBI証券の「いろいろな投資商品に挑戦できる」ことと「詳しい分析ができるツールがある」ことが強みです。
楽天証券は「コストの面でお得」かつ「最新の市場情報が手に入る」のが特徴なので、それぞれ特徴を活かして投資をしてみてください。
投資スタイルに合った証券会社の選び方
自分が何を大切にして投資をしたいか、どんなサービスを使いたいかをしっかり考えて、最適な証券会社を選びましょう。
学びながら投資を進めたい初心者は「SBI証券」の豊富な学習資料が、使いやすいサービスを求める方は「楽天証券」の便利さが向いています。
多彩な商品にチャレンジしたい上級者には「SBI証券」、コストと情報を重視する方には「楽天証券」がおすすめです。
SBI証券がおすすめな人
手数料を抑えたい人
SBI証券は国内株式の売買手数料を2023年9月30日から無料化しており、コストを抑えて取引を行いたい方に適しています。
現物取引は、1日の取引額が100万円を超えても、片道100円という驚きの低さです。これは、コストを抑えながら積極的に投資したい方にとって大きなメリットとなります。
1日に10万円の国内株を購入・売却する場合、SBI証券なら手数料は200円です。他の大手ネット証券と比較すると、約半額の費用で取引が可能です。
IPO(新規株式公開)に積極的に参加したい人
SBI証券は、IPOの取扱数が非常に多く、主幹事実績も豊富です。
そのため、IPOに積極的に参加したい投資家にとって、非常に魅力的な証券会社と言えます。
さらに、抽選倍率が比較的低いという点も、SBI証券の大きなメリットです。
2023年のIPO市場において、SBI証券は取扱数・主幹事実績ともに業界トップクラスを誇りました。
情報収集に時間をかけられる人
SBI証券は、投資に関する情報量が非常に豊富です。
ホームページには、ニュース記事や投資コラム、セミナー情報などが充実しており、投資家にとって役立つ情報が満載です。
より専門的な情報を入手したい人はぜひ各情報をチェックしてみてください。
国内外の幅広い商品に投資したい人
SBI証券は、国内外の多種多様な投資商品を提供しているため、リスクを分散しながら効率的に資産を形成したい投資家に最適です。
取り扱っている商品には、国内外の株式、投資信託、債券、ETF、REIT、金、外国為替、さらには米国株、欧州株、アジア株、新興国株、海外債券、海外ETF、海外投資信託、原油、コモディティが含まれます。
これらを組み合わせることで、投資のリスクを抑えつつ、資産を成長させることが可能です。
また、SBI証券では、取引手数料の割引、リアルタイムの情報提供、投資アドバイスなどのサービスを提供しており、初心者から経験豊富な投資家まで幅広くサポートしています。
信用取引や先物取引を行いたい人
SBI証券は、信用取引や先物取引など、高度な取引も可能です。
リスクを理解したうえで、積極的に運用したい投資家にとって、魅力的な選択肢となります。
楽天証券がおすすめな人
楽天経済圏を利用している人
楽天カード、楽天銀行、楽天市場など、楽天グループが提供するさまざまなサービスを組み合わせて利用することで、ポイント還元率を高められる仕組みです。
楽天証券も楽天経済圏に含まれており、楽天ポイントを投資信託の購入や取引手数料の支払いに利用できるだけでなく、楽天証券で投資した利益に対して楽天ポイントが付与されます。
普段から楽天経済圏を利用している人にとって、楽天証券はポイントを効率的に活用できる投資手段としておすすめです。
アプリで取引したい人
楽天証券は、スマホアプリ「iSpeed」の使いやすさで高い評価を得ています。
取引画面はシンプルで操作しやすく、リアルタイムの株価情報やニュースも簡単に確認できます。
また、四季報や株主優待情報などの個別銘柄向けニュースも提供する、使い勝手の良いアプリなので気軽に資産運用したい人におすすめです。
初心者で投資を始めたい人
楽天証券は、投資初心者向けのサービスも充実しています。
投資信託の選び方や注文方法など、投資の基本を学べるコンテンツが豊富に用意されており、安心して投資を始めることが可能です。
また、電話やチャットによるサポートも充実しており、困ったときもすぐに相談できます。
外国株式に積極的に投資したい人
楽天証券は、米国株をはじめとする外国株式の取り扱いが豊富です。
日本株と比べて取引手数料が安く、リアルタイムで取引できる銘柄も多いのが特徴です。
外国株式に積極的に投資したい人にとって、楽天証券は最適な選択肢のひとつと言えるでしょう。
ロボアドバイザーを利用したい人
ロボアドバイザーとは、アルゴリズムを用いて投資家のリスク許容度や投資目的に合わせたポートフォリオを自動で構築・運用するサービスです。
特に、投資経験が少ない方や、日々の市場動向を追う時間がない方にとって、資産運用の有力な選択肢となります。
楽天証券が提供するロボアドバイザーサービス「楽ラップ」は、利用者一人ひとりのニーズに合わせて、最適な投資戦略を提案してくれます。
「投資の知識がない」「投資経験が浅い」という方でも、簡単かつ効率的に資産運用を始められるでしょう!
SBI証券と楽天証券の併用に関するメリット
目的や商品ごとの使い分けができる
SBI証券と楽天証券は、それぞれ異なる強みを持っています。
SBI証券はその豊富な商品ラインアップと低コストの取引で知られ、一方で楽天証券は楽天グループとの連携によるポイント還元や利便性が魅力です。
それぞれのメリットを把握して、あなたの投資目的や好みの商品に合わせて選びましょう!
IPO応募枠の増加できる
特に注目したいのが、IPOへの投資。
SBI証券と楽天証券を併用することで、応募枠が増え、当選確率を高めることが可能です。
IPOはその限定性から人気が高く、多くの場合は抽選となります。
このため、より多くのチャンスを持てることは、大きなメリットですね。
クレジットカードのポイント還元を有効活用できる
投資信託の積立にクレジットカードを使用すると、ポイントが還元されるケースがあります。
それぞれの証券会社が提携しているクレジットカードのポイント還元を最大限に利用でき、月に15万円分までの投資でポイント還元を受けられる可能性があります。
情報収集・分析の効率化が可能
SBI証券と楽天証券は、それぞれに情報提供や分析ツールに違いがあります。
例えば、SBI証券は、国内株式や投資信託のほかに、外国株式や先物・オプション、FXなどの幅広い商品に関する情報を提供。
また、チャートやテクニカル分析、ファンダメンタル分析などの高機能な分析ツールを備えています。
一方、楽天証券は、国内株式や投資信託のほかに、米国株式や中国株式などの海外株式に関する情報を提供しているので情報に困ることはありません。
また、楽天証券は、楽天市場や楽天カードなどの楽天グループのサービスとの連携により、楽天ポイントや楽天経済圏の動向などの独自の情報を提供しています。
このように、SBI証券と楽天証券を併用することで、それぞれの情報提供や分析ツールの特徴を活かした効率化を目指すことが可能です。
自分の投資対象や判断基準に合わせてみてください。
SBI証券と楽天証券を併用するデメリット
口座管理の手間が増える
SBI証券と楽天証券の両方を使用すると、口座管理の手間が大きくなります。
ログイン情報をはじめとするアカウント管理が2倍になるため、セキュリティの維持にも余計な労力が必要になるでしょう。
また、定期的に行うべき口座の確認作業も、2つの口座で行う必要があるので、時間が倍かかるので注意といえます。
情報過多になる
2つの証券会社を併用すると、情報過多に陥るリスクもあります。
それぞれの証券会社から提供される情報量が多いため、重要な市場の動向や投資情報を見落としてしまうことも。
受け取る情報が多いため、投資判断をする際に情報を整理しておく必要があります。
資金管理が複雑になる
資金管理が複雑になりがちです。
入出金の管理や、投資資金の配分を2つの口座で行う必要があるため、資金の流れを把握するのが難しくなります。
これにより、予期せぬ資金不足に直面することにならないように注意していきましょう。
投資に関するよくある質問
Q1: 新NISA口座を開設するメリットは何ですか?
新NISA口座を開設する最大のメリットは、株式や投資信託などの投資で得られた利益が非課税になる点です。
これにより、長期的な資産形成を効率的に進めることが可能になります。
さらに、2024年からは投資できる金額の上限が拡大しています。
非課税の期間も無期限になったため、より柔軟に資産運用が行えるようになりました。
Q2: SBI証券と楽天証券、どちらが初心者におすすめですか?
初心者の方には、使いやすさと日常で貯めたポイントを投資に活用できる楽天証券がおすすめです。
直感的な操作性と楽天ポイントを利用した投資が、投資初心者の方にとっては特に魅力的でしょう。
一方、SBI証券も低コストで幅広い投資商品を提供しており、学ぶための資料が豊富にあるため、自分でしっかりと学びながら投資を始めたい方に向いています。
Q3: 新NISA口座の非課税期間は本当に無期限ですか?
はい。2024年からスタートした新NISA制度では、非課税の期間が無期限になりました。
長期的な視点で資産運用を行えるようになり、資産形成の効果を最大化できます。
ただし、制度の詳細については将来的に変更される可能性もありますので、最新の情報を確認することが大切です。
Q4: 投資初心者でも簡単に始められる投資方法はありますか?
投資初心者の方には「新NISA」をおすすめします。
市場の波に左右されずに長期的な資産形成を目指せるため、初心者にとって理想的な選択肢といえます。
また、つみたて投資枠を使えば少額からコツコツと、長期間にわたり投資することが可能です。
新NISAを活用してリスクを抑えつつ、資産形成を目指しましょう!
まとめ
今回の記事では新NISA口座の開設を検討されている方に向けて、SBI証券と楽天証券の比較を行い、それぞれの特徴やメリットを紹介しました。
投資を始めるにあたって、どの証券会社を選ぶかは非常に重要な決断です。
投資はリスクを伴いますが、適切な知識と戦略があれば、そのリスクを管理し、資産を着実に増やしていくことが可能ですので、一緒に投資についても知識を深めていきましょう!
今回の比較記事が、皆さまの資産運用の一助となり、前向きに投資生活を始めるきっかけになれば幸いです。