コロナウイルスをきっかけにリモートワーク化が進み、コワーキングスペースやシェアオフィスというワードを耳にすることが増えました。
「利用してみたいけど、ちょっと入りづらい」
「どんな人が利用しているの?」
「おすすめのコワーキングスペースが知りたい」
このような不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、沖縄県の名護市でも増えてきたコワーキングスペースについて詳しく解説します。また筆者おすすめのコワーキングスペースもご紹介しますので、最後までご覧ください。
筆者について
これまで沖縄県内で2社(合計16年間)会社勤務を経験し、現在は独立して個人でフリーランスとして活動しております。ライフスタイルを自分でデザインできるところまで来た沖縄生活の「ナマ」のお話を、今だから言える沖縄移住の失敗事例や具体的戦略など今までの実体験を踏まえながら沖縄の最新情報をお届けしています。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
コワーキングスペースって何?
コワーキングスペースという言葉が使われるようになったのはごく最近のことですが、そもそもどのような意味を指すのかをご存じでしょうか?
コワーキングスペースとは、個人や小規模なグループが使用することができるオフィススペースのことです。
もしかしたら、今まで一度も使ったことがないという方もいるかもしれません。
普段の生活で、このスペースを利用する機会はあまりありませんよね。
自宅以外でもオフィススペースを必要とする人々にとっては、とても便利な場所なんです。
誰でも一度は、マクドナルドの店内やスターバックスのようなカフェ、喫茶店を利用したことがあるでしょう。
あの雰囲気に近いと思ってくださっていいかと思います。
さらに、以下のような特徴が挙げられます。
- オフィス家具がある
- Wi-Fiなどのネット環境がある
- 会議室スペースがある
都市部にある多くのコワーキングスペースは、24時間利用が可能ですが、沖縄ではあまり見かけません。
また長期の契約や高い投資がいらないのも特徴です。
コワーキングスペースは、独立した作業スペースを提供することで、個人のプライバシーを保護しながら、他の人とのコミュニケーションが活発に行われます。
また、起業家やスタートアップの方にとっても活用するメリットがあります。
コワーキングスペースはどんな人が使っているの?
利用している人はどのような人なのでしょうか?知らない方にとっては気になるところでしょう。
実際にどんな利用者が多いか決まっているわけではありませんが、筆者が実際に利用していて見かける人は学生、フリーランス、テレワーカー、在宅ワーカーなど、働き方や生活スタイルが多様な人に多く利用されています。
コワーキングスペースの面白いところは、行くたびに全然知らない人たちが集まって仕事をしていることです。
コワーキングスペースを利用するメリットとデメリット
コワーキングスペースを楽しく有効活用するには、メリットをデメリットをあらかじめ知っておくといいでしょう。
知っておくことで、さらに利用する楽しみを見いだすことができるので、それぞれの内容をまとめてご紹介します。
▼コワーキングスペースを利用するメリット
- 自分だけの作業スペースがある
- 場所を選ばずに好きなところで仕事ができる
- 共有の設備の整った環境で仕事ができる
- 短時間の利用ができる
- 自分のスケジュールに合わせることができる
- 起業時のコストを削減できる
- 人脈が広がる
- コミュニケーションがうまくなる
- 活気がある雰囲気で仕事ができる
- イベントやワークショップに参加や知ることができる
▼コワーキングスペースを利用するデメリット
- プライバシーが守られない
- 静かな環境ではないことがある
- 施設利用時に費用がかかる
- 空き状況によっては利用できないことがある
- 人が多い時がある
- 設備やサービスが施設によってバラバラ
- 場所によってはアクセスが悪いところがある
- コミュニティが合わないところがある
- コミュニケーションが嫌な時に集中できない
- イベントやワークショップに費用がかかる
- 独立した作業スペースがない時がある
さまざまなタイプがあるコワーキングスペースと特徴は?
コワーキングスペースは世界的に見ると急速に発展しています。
近年は急激に拡大している理由はいろいろありますが、リモートワークやフリーランスの増加は大きく影響しているでしょう。
他にもスタートアップの活性化もあげられます。
特にアメリカでは、コワーキングスペースの専用ブランドが多く存在します。
この発展にともなって、コワーキングスペースのタイプも多様化してきているのが特徴です。
今や、特定の属性に特化したコワーキングスペースも存在します。
トライアルキッチンを併設しているされた「mancha」(マンチャ)は
飲食業・菓子製造業営業許可を取得している施設です。
商品開発や撮影、料理教室や仕込みなど利用者のアイデア次第で有効活用できます。
これからさらに利用者にメリットニーズに合わせたコワーキングスペースのサービスが拡大していくと予想されています。
名護市にあるおすすめのコワーキングスペース4選
ここでは、沖縄の名護市にあるおすすめのコワーキングスペースを4つ紹介します。
自宅での仕事や勉強に飽きた方は、ぜひ訪れてみてください。
ヤンバルスペース
この記事の監修者でもある「かみざと」が運営しています。
定期的にイベントやセミナー、作業会など実施していて、全国からデザイナーやエンジニアの方達が訪れてきます。
ITの仕事をしている方や、今後挑戦していきたい方はぜひヤンバルスペースに訪れてみてください。
また、オーナーのかみざとのLINEに登録すると、Webライター・Webデザイン・プログラミングなど、Webを活用したITスキルが学べるので気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。
コワーキングスペースなごらぼ
2021年3月にオープンした名護市の中心地にあるスペースです。
利用者は会員登録制になっていて、以下のような方が対象です。
- プログラミングやExcel、WordなどITに関する勉強をしたい
- リモートワークのために利用したい
- セミナーなどで施設利用したい
- 過去6ヶ月以内に「なごらぼ」の講座に参加したことがある
パソコン入門講座やマイクロソフトオフィススペシャリスト、VBAエキスパートなどの資格試験に向けた試験対策の講座が受講できます。
コワーキングスペースがんじゅう
名護市の北部、屋我地島の中にある屋我地ビーチにあるコワーキングスペースです。
目の前に海が広がって景色はリゾート気分です。
グループでミーティングができればきっと盛り上がるでしょう。
howlive 名護宮里店
名護市宮里にある、シェアオフィスを兼ね備えたコワーキングスペースです。
個室や会議室だけでなく、キッチンやシャワールームも兼ね備えていて、充実した設備が特徴です。
さらに法人登記ができるのでフリーランスや個人でスタートアップしたい方にとってもいいでしょう。
県内に5店舗あるので、人気の施設となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「コワーキングスペースは、在宅や会社オフィスの外で働くことができる、新しいタイプのワークスペースということが理解できました。
快適な空間だけでなく生産性をあげる設備やコミュニケーションの場があるので、活用することをおすすめします。
これから多様な働き方が増えていくことで、より多くのコワーキングスペースが増えてくれたら嬉しいですね。ぜひあなたも活用してみてください。
この記事を読んだくださった方の後押しができれば幸いです。