「いつか沖縄に生活を移して、ゆっくりしたい」
「50代で沖縄に移住したいけど不安」
「いまから転職するために注意することは?」
この記事をご覧になっている方は、このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか?
50代に入ると「時間や制約に縛られたくない」と考えている人も多いはず。
県外の方が沖縄で数日過ごしてみると、みんな「時間の流れが違う」と口をそろえて言います。
東京などの大都市で普段生活をしている人は、とくに「沖縄時間(ウチナータイム)」を感じられるでしょう。
あなたもぜひ、時間と心にゆとりのある「セカンドライフ」を手に入れてみませんか?
移住前に必要な知識を身につけ、対策を練れば、50代での沖縄移住も決して不可能ではありませんよ。
実際に、そのくらいの年齢から沖縄移住される方もいらっしゃいます。
そこで今回は、沖縄移住で「注意すべきポイント」は何かをお伝えします。
さらには「お得な働き方」も併せて紹介しますので、最後までご覧ください。
筆者について
この記事を書いているわたしは2022年で沖縄移住19年目に突入しております。これまで沖縄で2社(合計16年間)会社勤務を経験し、現在は独立して個人でフリーランスとして活動しております。ライフスタイルを自分でデザインできるところまで来た沖縄生活の「ナマ」のお話を、今だから言える沖縄移住の失敗事例や具体的戦略など今までの実体験を踏まえながら沖縄の最新情報をお届けします。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
沖縄移住の前に考えておくべきこと
これから沖縄に移住するために「事前に知っておくべき事」を紹介します。
以下の3つのポイントを知ることで、移住での失敗を減らし成功確率がグッとあがります。
1.移住関連の情報を整理する
ネットには移住の情報は数多くありますが、闇雲に情報を集めても結論がでません。
なぜなら迷いが多くなるからです。
上手に情報を整理することで、納得できる結論と行動につながりやすくなります。
そして沖縄移住に関する情報は、大きく分けるとたった3つのジャンルしかありません。
- 住まいの情報・・・候補地の家賃相場・不動産会社リスト・引っ越し方法と金額
- 仕事の情報・・・求人情報・通勤手段と所要時間・
- 生活の情報・・・スーパーなどの施設・・医療福祉施設のアクセス・公共機関・学校
それぞれに分類し、役にたった情報やリンク先を1〜3個ブックマークしましょう。
移住をした後に仕事や居住先を変更するのは「時間とお金」がかかります。
「家賃の相場を知らずに高い家賃を支払ってしまう」
「引っ越し費用が予定より大幅にかかってしまった」
「残業が多く、通勤時間も長いため家族や自分の時間がない」
「必要な買い物は隣町まで行かないと手に入らない」
これらは事前準備によって回避できますので、必ず整理してまとめておきましょう。
2.移住計画を立てる
次に情報の整理が出来たら実際に計画を立てます。
沖縄移住の際は「なぜ生活拠点を変えるのか?」ではなく、「自分は何を手に入れたいのか?」を考えておきましょう。
そして現時点でわかる範囲でかまいませんので「優先したい項目をリスト化」してみるといいです。
そうすると「優先すべき事はなにか?」が明確にわかるようになります。
これを移住計画の軸にして、どういう生活をどのように実現するかを考えていきましょう。
そしてこれが「50代から始まる人生のロードマップ」になるのです。
「リストの例」
- 沖縄でスローライフをしたい
- 自分らしさを取り戻したい
- 海のきれいな沖縄が好き
- 温暖な気候で過ごしたい
- 空気がきれいで気分よく過ごしたい
- 花粉アレルギーを解消したい
- 旅行に行って沖縄が気に入った
- 自分のスキルを活かした仕事がしたい
- 人間関係で悩みたくない
- 通勤時間は短くしたい
書き出した中から「優先した理由」を考えていきましょう。
このように書き出すことで、移住を決めるときにとても役に立ちます。
3.収入の確保が移住成功のカギ
一番大切なポイントは「収入をどのように確保するか」です。
移住希望者でも、実際に成功する人ばかりではありません。
「自分に適した情報を入手できず、低賃金で生活をしてしまう」
「収入があまりに激減してしまい、休みが取れず働いている」
このような方も沖縄には多いです。
実際に沖縄移住を希望する人の49.4%の人が「仕事の確保」に不安を抱えている、という統計もでています。(参照:「沖縄県への移住意向に関する調査」)
「沖縄に移住したいけど仕事の確保が難しそうでなかなか行動に移せない」
このような漠然とした不安を取り除くためにも、沖縄移住を成功させたい人におさえてほしい3つのポイントを紹介いたします。
これだけは注意して!沖縄移住でおさえておくべき3つのポイント
沖縄に移住する前におさえておきたい事があります。
コロナ禍が完全に終息していない状況ということもあり、観光客もコロナ前に比べると少ないのが現状です。
そのなかで50代からでも移住を成功させるためのポイントは以下の通りです。
- 古い情報に騙されない
- 移住の失敗事例を知る
- 50代に求められることを理解する
それぞれ解説していきます。
1.古い情報に騙されない
コロナ以前とコロナ禍では、ホテルや旅館などの宿泊業や娯楽や飲食サービス業も沖縄の求人は冷え込んでいます。
転職情報サイトの「クリエイト転職」によると、2022年7月のデータでは全国で一番有効求人倍率が低いのは沖縄県で「1.04倍」という結果でした。
このことからも、沖縄での就職は厳しい状況にあるということが分かります。
これまで活況だった沖縄と今の状況は違いますので最新の求人情報を取り入れるようにしましょう。
2.移住の失敗事例を知る
沖縄に移住した時に、もっとこうすればよかったという事例を知っておくと、後から後悔しないので注意すべきポイントをご紹介いたします。
- 那覇市は渋滞が解消されていないため、近隣でも通勤時間がかかる場所が多い。
- 車通勤で会社からの交通費として支給されるガソリン代に上限があった。
- 近隣の医療施設が充実していないため、わざわざ隣の市町村までいくことなって大変
- 「子育て支援」は各市町村で差がある(高校生まで入院通院が全額免除は名護市のみ)(2022年10月現在)
- 契約した賃貸アパートの浴室にシャワーしかない(浴槽がない)
- 子供を保育所に預けたいが、待機児童となり、1年以上預けられなかった。
これらはすべて私の実例ですが、事前に調べておけば解消されたなということがあったので覚えておいてくださいね。
3.50代に求められることを理解する
沖縄に移住して、仕事で50代が求められることとはいったい何なのでしょうか?
50代の多くは社会人経験が豊富で、「部長」や「課長」など、なにかしらの役職についていることが多いでしょう。
しかし、転職先が「部長職」や「課長職」などのポジションを求めているかというと、そうとは限りません。
実際に、私はこれまで3,000人をこえる方々の採用面接に携わってきたのですが、採用した人がいきなり部長になるようなケースは非常に稀でした。
同業他社や資格を活かせる会社でもない限り、会社が50代の人に求めることは「重要なポジションに就いてもらう」というよりも「現場で使える即戦力が必要」という事を覚悟しましょう。
50代から沖縄移住を成功させる!働き方の3ステップ
【ステップ1】人脈をつくる
人脈は沖縄移住後、とても役に立ちます。
「実際に沖縄で生活している人」と知り合いましょう。
自分が理想とする生活をイメージできるような人と、つながるのが理想的です。
具体的な働き方を探す情報が手に入ります。
おすすめの人脈構築方法は以下の通りです。
- 住んでいる地域の人と仲良くなる
- 仕事関係者でつながる
- 異業種交流会などで横のつながりを作る
- 移住体験ツアーに参加する
【ステップ2】ITスキルを身につける
「Webライター」 「Webデザイナー」「動画編集者」など稼げるITスキルを身につけて、収入アップを狙いましょう。
ITスキルの中でも、筆者がおすすめしているのが「Webライター」です。
実際に「令和時代の大人1231人のなりたい職業ランキングTOP10!」というアンケート調査でもWebライター が1位になるほど人気があります。
在宅でできるスキルを身につけて稼げるようになれば、本業が低収入でもプラスで10万円の副収入が得られます。
そうすれば、生活は確実に豊かになるでしょう。
もしそのようなライフスタイルを確立したいのであれば、実際にITスキルを活用し収入を確保している人から学ぶのが一番近道で確実ですよ。
このようなWebを活用したITスキルをを学びたい方は、ぜひこちらのLINEに登録されてみてください。
【ステップ3】自分で稼いで沖縄ライフを満喫する
最初に計画した「優先したい項目リスト」を振り返ってみてください。
副業で月に10万円の収入を上げれば、最初に計画した理想の沖縄暮らしに近づきます。
家族や仲間同士で、下記のことを楽しむことも可能です。
- ゴルフ
- スキューバダイビング
- ドライブ
- スポーツ
- キャンプ
レジャーだけでなく離島、台湾、韓国などの近隣アジア諸国へ旅行にも行けるでしょう。
今まで以上により豊かな「沖縄ライフ」が実現します。
休みの日は、海や山など自然に触れたり、沖縄らしいスローライフな時間を家族や仲間と過ごせると幸福度が非常に高いですよ。
それに日常生活でも、きれいな海に散歩に出かけたり、ちょっとドライブしながら世界中の観光客が訪れる「水族館」や「白い砂浜のビーチ」で過ごすこともできます。
収入源さえ確保できれば、沖縄は本当に心豊かに暮らせる県なんです。
まとめ
いかがでしたか?50代の方にとって、これからの沖縄移住はおすすめです。
飛行機も昔に比べれば格安で利用できるようになりましたよね。
実際に私の友人は、沖縄本島に住んでいますが、飛行機で宮古島や石垣島まで通勤しています。
上手に時間とお金を活用すれば、2拠点で活動することだって可能です。
ぜひ、これから楽しいライフスタイルをご自身でデザインなさってみてください。
この記事を読んだくださった方に行動の後押しができれば幸いです。ではまた。