「コロナ前と比べると、給料が上がらなくて不安」
「転職したいけど、給料が上がってる職種ってあるの?」
「沖縄で仕事を探しているけど、低賃金で働きたくない」
この記事をご覧になっている方は、このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか?
そこで今回は、沖縄で仕事を探している人に向けて「最新の仕事情報」やおすすめする「仕事の探し方」を紹介します。
この記事を見ることで、今の沖縄の賃金や業種ごとのトレンドがわかるでしょう。
必要な情報だけをピックアップしていますので、効果的に仕事を見つけることができますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
筆者について
この記事を書いているわたしは2022年で沖縄移住19年目に突入しております。これまで沖縄で2社(合計16年間)会社勤務を経験し、現在は独立して個人でフリーランスとして活動しております。ライフスタイルを自分でデザインできるところまで来た沖縄生活の「ナマ」のお話を、今だから言える沖縄移住の失敗事例や具体的戦略など今までの実体験を踏まえながら沖縄の最新情報をお届けします。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
仕事探しは、賃金が伸びている会社がおすすめ!賃金が伸びている職種10選
就職のとき仕事を見つけるのが上手な人と、見つけられない人がいますよね。
登録上ではありますが、沖縄県でも16,000社以上の会社(法人)があります。
さらに県外企業の支店、支社、営業所などを加えれば、もっと多くの企業が沖縄で営業をしているんです。
その中から、あなたの希望に沿った会社を見つけたいですよね。
さらに給料が実際に伸びている職種を事前に知っておいて、職に付きたいと思いませんか?
いま最も賃金が伸びている職種の上位10種という目線で紹介していきます。
これを見ることで、今までと違った角度から、沖縄の仕事を見つけることができるでしょう。
※沖縄に特化した求人サイト「Agre」の調査をもとに2021年4月1日から2022年3月31日までの期間のデータを算出しております。
1.医療・福祉・介護・保育関連
平均賃金が前年と比べると「+97,826円」上昇しており、沖縄で最も月給が伸びた業種です。
10万円近く月給が伸びていて、驚きですよね。
コロナの影響により、医療分野で特に人材が足りていないのが背景として考えられます。
賃金を上げることで、転職しやすい環境になりました。
看護師や保育士の資格をお持ちの方は、いい条件で仕事が選べる業種ですので、県外から移住を検討している人にとってもおすすめです。
2.営業(生命保険・損害保険)
平均賃金が前年と比べると「+61,105円」上昇しており、いま絶好調の業種です。
この分野ですが、実はコロナ・自然災害のリスクに敏感になっている影響で、昨今も追い風となっています。
業界全体が右肩上がりですので、これからもおすすめできる業種といえます。
また各企業が力を入れているのが、働く女性を応援する業種です。
とくに子育て中の方や、独身時代に保険や金融のお仕事の経験がある方を積極的に採用しています。
以前は新卒者をターゲットにしていましたが、いまは即戦力を求めて中途採用に積極的になっているのです。
フレックスタイムを導入したり融通を聞かせてもらえるなど、最近は労働条件も改善されてきています。
3.量販店(DIY・家電・家具・サービスなど)
平均賃金が前年と比べると「+32,462円」上昇しています。
コロナ以降、家電や家具などの売上が上がり業績が伸びたことで、賃金の上昇など働く人の条件が改善しているのです。
さらに特徴として、各市町村ごとに支店や営業所があるので、希望の地域で探せるというメリットがあります。
4.整体・マッサージ・リハビリ
平均賃金が前年と比べると「+29,022円」上昇しているのが、身体の健康に関わる職種です。
あまり報道されていませんが、コロナ以外の理由で診断を希望されていた人が、コロナの影響で病院やクリニックに気軽に通院できないという事情があります。
そのため整体などのクリニックに患者予備軍が流れて来ているので、業績が好調なのです。
また、美容と健康とも連動したマッサージ店も人気です。
さらに高齢者のリハビリ施設は特に需要が高まり、注目されてきています。
5.自動車整備・修理(資格者)
自動車整備・修理業者も平均賃金が前年から比べると「+22,083円」上昇しており、好調です。
沖縄の自動車関連は、あまり景気に左右されていません。
ある修理工場から聞いた話ですが車検や点検、修理待ちの状態がずっと続いている状態で、業績も全体で伸びているとのこと。
業績が伸びている会社は、さらなる発展のために従業員を増員することが背景にあります。
人気がなく、人材不足の会社と比べ働きやすいのでおすすめです。
業種全体の月給が、2万円以上上昇しているのはスゴイことですよね。
整備の資格があれば手当てがつくので上乗せされますが、資格がなくても賃金は上昇しています。
6.店長・料理長管理者・責任者
平均賃金が前年から比べると「+21,072円」上昇しています。
コロナ前から沖縄のレストランやファストフード、ホテルなどの店長や料理長が不足しています。
勤続年数が短いのが原因の1つで、会社側が人材を育てる仕組みが足りていないというのが実態でしょう。
みなし管理職のポジションを従業員に与えて、サービス残業が多いので会社によっては注意が必要です。
実務経験が2年以上あれば、すぐに良い条件で転職できるでしょう。
7.ホテルレストラン
ホテルレストランも、平均賃金が前年から比べると「+20,694円」上昇しています。
ホール、洗い場など全体的に賃金や条件が改善されて人材を募集しているからです。
ホテルで働くメリットとしては、自分の時間を確保しやすいところ。
その理由ですが、ホテルの場合は交代勤務のシフトがしっかり守られています。
他の小さな飲食店と比べて、日常的な残業もないためおすすめです。
8.Webディレクター
平均賃金が前年から比べると「+20,556円」上昇しており、いま最もおすすめなのが、Webを活用した職種です。
未経験で「Webディレクター」になるのは難しいので、制作業務を経験されてから「Webの現場責任者」としてチームを管理していくのがおすすめです。
リモートでの仕事が最も進んでいる業種でもあるので、自分の時間を持てる働き方になるでしょう。
またこのポジションは、正規雇用で採用するケースがほとんどです。
Web制作会社や広告運用などを手がけている会社は、常によい人材を求めています。
実際に求人募集が出てなくても、自分からアプローチをかけるのもよいでしょう。
Webライター・Webデザイン・プログラミングなど、Webを活用したITスキルを学びたい方はぜひこちらのLINEに登録されてみてください。
9.自動車整備・修理(無資格者)
平均賃金が前年から比べると「+18,874円」上昇しており「5」同様「自動車関連」でランクインしています。
資格を持ってない方であっても、平均賃金は伸びています。
車関連の仕事にご興味がある方は、今が絶好のタイミングでしょう。
また実際に入社してから資格を取得するのもおすすめなので、検討してみてください。
10.居酒屋・Barホール
居酒屋・Barホールも平均賃金が前年から比べると「+18,853円」上昇しています。
アルバイトを中心に営業する店が多く、正社員が不足している背景があるため、継続的に賃金が上がっているのです。
過去に飲食店で働いた経験があれば、面接の時にアピールポイントになります。
正規雇用を目指す人は、サービス業経験者であることを伝えておきましょう。
コミュニケーション能力があるかどうかを重視する傾向にあるので、部活経験やサークル経験があるとアピールポイントになります。
沖縄で仕事探しに必要な3つのポイントを解説
仕事を見つけられない人には、ある共通点があります。
それは、その仕事が「自分に向いているかがわからない」ということです。
会社は、探せばどんどんと深みにハマって選べない現象が起きます。
こんな経験はないでしょうか?
「仕事を探しているうちに、どんな会社に就職したらいいか迷ってきた」
「探し初めの頃と比べ、全く違う業種をいつの間にか調べている」
このような方は注意が必要です。
これは、労働条件に基準を設けていないために引き起こされる行動パターンなのです。
まずは、仕事探しで悩まない方法を知っておきましょう。
仕事探しを成功させるためのポイントは以下の通りです。
- 仕事をする地域を決める
- 職種を探す
- 条件を決め会社を選ぶ
それぞれ解説していきます。
1.仕事をする地域を決める
たくさんの仕事の中から探すには、どこを拠点にするか絞りましょう。
地域を絞る際には、通勤アクセスのことも視野に入れてみてください。
通勤アクセスが悪いところは、面接時に交通費の詳細を確認しておきましょう。
場合によっては、相談すると全額負担に応じてもらえることもあります。
2.職種を探す
地域を絞ったあとは、あなたにとって縁のない職種を候補から外しましょう。
希望職種でもないのに探す人は、賃金などに目がいきがちです。
職種選びで大切なことは、以下です。
- 個人の特性と合っているか
- 希望の業種で働くことで、どんな恩恵が得られるか
- 伸びている業種かどうか
このような視点から探しましょう。
3.賃金などの労働条件から会社を選ぶ
さまざまな職種の中でも、売上やサービスなど業界が伸びている職種があります。
そのような会社は労働条件も優遇されやすいので、重点的にピックアップしましょう。
業績が悪い職種の場合、労働条件は特に慎重に見極めて、あとで後悔をしないようにしてください。
転職するのにいい時期、悪い時期とは?
いざ転職をするといっても、1年中簡単にできるわけではありません。
自己都合で前職を退職する場合は、特に注意しましょう。
転職先の市場が活性化する時期に合わせた方が、より良い転職ができるようになります。
では、時期としてはいつぐらいが良いのか、実際に募集の件数が多い時期を見ていきましょう。
転職におすすめの時期
求人のボリュームが増える時期は3月〜4月です。
その理由は下記のとおり。
- 4月を新年度とする企業が多い
- 学生や退職者が3月に集中している
- 採用しやすいため、会社は費用を抑えられる
それ以外の月だと10月も同様に募集が増える傾向にあります。
5月も募集の件数は少ないですがおすすめです。
4月の新年度に予定した採用ができなかったり急に退職者が出て急募をする企業が出てきます。
転職をさける時期
これは実際に募集をかけてきたのでわかりますが、12月は募集も少なく応募もあまりないので避けましょう。
年末は会社が忙しい業種が多いので採用活動に時間をかけられず、実際に募集をしても応募がこないなどの原因があるためです。
この時期に募集をかけている会社は、急募などのケースが目立つのでよく詳細を見てから応募してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
仕事を探すといっても、募集サイトを見るだけではないんですよね。
その辺りをお伝えできれば、と今回解説いたしました。
沖縄の経済事情や、トレンドもしっかりと把握していくと成功に近づきますのでやってみてください。
この記事を読んだくださった方に行動のあと押しができれば幸いです。ではまた。