【最新版】沖縄移住者がおすすめする物件探しのポイント3選

「沖縄に移住したいけど、住む場所のことががよくわからない」
「最新のおすすめエリアが知りたい」
「沖縄で部屋を借りる時に注意することってなんだろう?」

このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか?

そこで今回は沖縄生活で欠かせない、物件探しを最新の情報を紹介します。

この記事を見ることで人気のエリアはどこか?その街をおすすめする理由がわかります。

これからの移住計画にも役に立ちますので、最後までご覧ください。

筆者について

この記事を書いているわたしは2022年で沖縄移住19年目に突入しております。これまで沖縄で2社(合計16年間)会社勤務を経験し、現在は独立して個人でフリーランスとして活動しております。ライフスタイルを自分でデザインできるところまで来た沖縄生活の「ナマ」のお話を、今だから言える沖縄移住の失敗事例や具体的戦略など今までの実体験を踏まえながら沖縄の最新情報をお届けします。

 

メディア監修 かみざと

沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。

【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出

まずはエリアから選ぶ!今おすすめの街を3つ紹介

「住む場所を探しているけど、那覇市以外でもおすすめエリアってどこかあるの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

沖縄本島には、魅力的な街がたくさんあります。

那覇市や豊見城市は、以前から人気のエリアです。

 

それ以外にもおすすめの街がありますので、今回は3つ紹介します。

これを見れば、知られていない「ローカルな情報」が手に入りますのでチェックなさってみてください。

 

1.浦添市

「うらぞえ」と言いたいところですが、「うらそえ」と覚えておきましょう。

え?一番人気は那覇市じゃないの?と驚かれるかもしれません。

実は、沖縄本島で一番大きな街である那覇市の隣が「浦添市」です。

沖縄本島の南部と中部の境目にあり、那覇市の北側、宜野湾市の南側に位置しています。

 

沖縄最大級のショッピングセンター「サンエー 浦添西海岸パルコシティ」があり、買い物に便利。

琉球王国発祥の地で歴史のある街なのですが、平均年齢が39歳と若く、元気な街です。

交通手段であるモノレールも浦添まで延長されて、ますます便利になってきました。

最近は「住みたい街ランキング」にも上位に入るほどの人気スポットです。

 

おすすめの理由をまとめると、下記のとおり。

  • 買い物にとても便利
  • 街自体が活性化してきている
  • 交通手段にモノレールが活用できる

2.北中城村

読み方は「きたなかぐすくそん」で、沖縄では「きたなか」で通じます。

名前こそ「村」ですが人口も多く(全国で5番目)、実は村の周りは人気のエリアが集まる隠れた中心地です。

  • 北側・・・「沖縄市」
  • 東側・・・「うるま市」
  • 西側・・・「北谷町」
  • 南側・・・「宜野湾市」「中城村」

とマルチに隣接し、どこにでもすぐ行ける場所なのです。

 

高速道路のインターチェンジもあるなど、交通の利便性が良いのも人気の理由でしょう。

日本最大級のショッピングセンター「イオンモール沖縄ライカム」があるのも、実は「きたなか」なのです。

高台にあるので、全方位が見渡せて海がよく見えます。

賃貸の物件も相場よりも安い物件も多いので、チェックしてみてください。

 

下記、北中城村をおすすめする理由です。

  • どこにでもすぐ行ける「ハブ」のような場所
  • 高台が多く海が見える場所が多い
  • 賃貸物件がリーズナブル

3.名護市

沖縄移住19年の私が、最もおすすめしたい街が「名護市」です。

おすすめの理由は下記です。

  • 沖縄の良さが残っている
  • 活性化が進んで街が元気
  • 子育てに最適な医療、教育、コミュニティーがある
  • 交通渋滞から解放されてストレスフリー
  • 散歩の場所が、すべて絶景

 

名護市は便利でありながら、家賃が比較的やすいのも魅力

▼家賃相場比較(アパート)

ワンルーム 1LDK/2K/2DK
浦添市 4.1万円 4.3万円
北中城村 3.5万円 4.8万円
名護市 3.4万円 4.8万円
那覇市(参考) 4.0万円 5.7万円

参照:SUUMO

自然があって、住みやすい場所に暮らしたい」という方におすすめの街です。

 

賃貸物件はここに注意すべき!チェックポイント5選

実はあまり知られていないチェックポイントがあります。

実際の物件は、沖縄専門の賃貸情報サイト「うちなーらいふ」や「グーホーム」から最新情報がご覧になれます。

沖縄へ移住を検討している方にとって、参考になりますのでチェックしましょう。

気になる物件を調べるときには、以下のポイントを必ずチェックしてください。

  1. 管理会社
  2. 床・壁
  3. 方角
  4. 駐車場
  5. 浴室

1.管理会社

初めて沖縄に移住される方にとっては、良い不動産屋さんを見つけることは大切ですよね。

県外から引っ越しをされる場合は、街の小さな不動産屋は避けた方が無難です。

地元の不動産屋さんでも良心的なところもありますが「契約の段取りが遅い」「積極的に良い物件を進めてもらえない」というところも。

 

また、残念ながら「県外からの引っ越し」を嫌がられるケースもあります。

それよりも、全国に支店がある大手の不動産屋がスムーズに契約までできるでしょう。

段取りも早く契約までのマニュアルがあるので、早く契約まで進められます。

  • やり取りに余計な時間をかけたくない
  • 引っ越しの経験が少ない
  • 沖縄移住のスタートで失敗をしたくない

このような方は、大手の不動産屋さんに問い合わせをしましょう。

 

2.床・壁

物件を見るときは、最初に床と壁をチェックしてください。

これは写真ではわからないポイントです。

 

やり方は簡単で、実際に歩いてみて「下に響く」「ギシギシと音が鳴る」かどうか

壁は「隣の声が聞こえるか」軽く叩いてみてチェックしてください。

薄い壁の場合、隣の部屋の人の会話が漏れてきて日常でストレスになります。

 

3.方角

生活していくと、地味に影響をするポイントです。

通路全体が室内のマンションは、沖縄にはほとんどありません。

必ず外に面しています。

そのときに、玄関ドアの出入り口付近の通路(床、塀)をよくみてください

 

黒ずみが多く、カビが生えているようなら注意です。

そのような場所は、風の通りが悪い場合があります。

通常、玄関の出入り口は北側が多いので、常に湿っているような通路はやめましょう

建物自体の湿度が高く、風通しがよくないので、部屋の中もカビが多発します。

 

また、ベランダに日差しが差し込んでいない物件は要注意です。

チェックの仕方は実際にベランダに出て、外の様子を見てみましょう。

日差しが入り込まない方角の場合は、一日中、洗濯物が乾きません。

それでは広いベランダがあっても、ただの物置と室外機置き場になってしまいますよね。

北側の場合は、ベランダはなくてもいいので部屋の中の広さを重視しましょう。

 

4.駐車場

沖縄は車社会です。1人1台は割と普通なことです。

「駐車場があるかどうか」も賃貸物件で重要なポイントになるので、必ず確認しましょう。

場所も、同世帯の縦列駐車はおすすめできません

朝の忙しい出勤時間に、前と後ろの車を入れ替えたりするのは面倒ですよね。

 

仕事から帰ってきて疲れているのに、また入れ替えたりする。

毎日繰り返すと、とてもストレスになりますので避けましょう。

また、駐車場の場所が「日当たりが良すぎる」と車の劣化が加速します

細かいポイントですが、最初から気にしておくとあとが楽になるので、確認しておきましょう。

 

5.浴室

以前単身で引っ越しをしたときに、リモートで契約をしたことがありました。

実際に引っ越し当日に部屋をみて、風呂場に浴槽がなくびっくりしたことがあります。

今では笑い話ですが、沖縄地域の特徴の1つに、シャワールームのみという部屋もまだあります。

私の場合はとてもストレスになったので、部屋を探すときには「風呂場に浴槽があるか?」を念のためチェックしておきましょう。

 

近くにあると便利!おすすめの近隣施設5選

住む場所によって、近くに何があるのかは気になりますよね。

そこで、住む場所から近くにあって便利だった近隣施設を紹介します。

 

1.自然(海、公園)

沖縄に移住してよかったことは「豊かな自然と景色」があったことです。

最近では、東京都内などの都心の公園も自由に遊べる公園が少なくなりました。

それに比べ、沖縄には比較的ゆっくり過ごすことができる公園があります

 

私がいる名護市でも「21世紀の森公園」は海を見ながらの散歩がおすすめです。

景色が綺麗な「名護城公園」(ナングクスク)は、名護城の周りがぐるっと公園になっています。

ハイキングや散歩、ドライブにおすすめですよ。

 

2.ファーマーズマーケット

毎日の生活必需品は近くのスーパーが便利です。

Amazonなどで、ほしいものは簡単に安く手に入れられるかもしれません。

ただ食生活で欠かせない新鮮な野菜・肉・魚などは、やはり近場がいいでしょう。

 

沖縄県内に10ヶ所ある「JAファーマーズマーケット」がおすすめです。

農家さんが朝に採れたての新鮮な野菜や果物を、直接お店に持ってきてくれるスーパーで、連日賑わっています。

住まいの近くにあることで、豊かな食生活を身近に味わうことができるようになりますよ。

 

3.学校・役所

ファミリーで移住となれば、近くに学校があると便利です。

同じ環境の保護者の方と近所だったりするので、仲良くなると日常生活が楽しくなります。

学校の近くだと、スポーツや学習塾など習い事があるのも便利です。

 

また各市町村にある役所などは、定期的に利用することになるでしょう。

沖縄では役所に直接出向く事案が多いです。

  • 各種証明書の発行(所得証明、納税証明など)
  • 子供関連の申請書(定期的に報告)
  • 確定申告(対象者の場合

その影響もあるため、役所が近いと仕事の合間に行けたりするので助かってます

 

4.職場

知り合いには、職場に2時間半もかけて通勤している友人もいます。

朝の渋滞は、その地域によって異なりますが、車で通勤するなら遠くても30分以内がベストです。

限られた時間を有意義に過ごすためにも「職場までの通勤時間」を常に意識しておきましょう。

移住後に後悔をせずにすみますよ。

 

5.カフェ・レンタルスペース

私のようなフリーランスはちょっとした作業や打ち合わせに、カフェやレンタルスペースなどを利用します。

短時間で効果的に成果を出すためには、集中する環境がとても大切になってきます。

個人的に効果があって今でも継続しているのが、カフェやレンタルスペースなどの自宅とは違う環境で作業をすること。

 

自宅と違う環境はストレスから解放されてリフレッシュできます

最近では、同じ境遇の方々が集まるような場所も徐々に増えてきました。

名護市に「やんばるスペース」というカフェ&レンタルスペースがあるので、気になる方はこちらもぜひ一度行ってみてください。

 

まとめ

沖縄移住を楽しくするためには、住む場所に関わる下調べはとても大切です。

実際に経験している人からの話は、特に有益ですよ。

これからも、積極的に沖縄移住について計画してみてください。

この記事を読んだくださった方に、行動の後押しができれば幸いです。ではまた。