【シングルマザーのお金事情】年収・貯蓄・公的制度などまとめて解説!

シングルマザーのお金事情

日本では、シングルマザーの貧困が社会問題となっています。

その原因は、収入の低さや養育費の問題、育児と仕事の両立の難しさなどさまざまです。

「今の収入で子どもと安定した生活が送れるだろうか?」
「他のシングルマザーはどのくらい稼いでいるのだろう?」
「どんな支援制度が利用できるのだろうか?」

このように、収入面での不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、シングルマザーが直面する経済的な課題や、それを改善するための具体的な方法を解説します。

シングルマザーのみなさんが日々感じているお金の悩みや不安について、一緒に考えていきましょう。

メディア監修 かみざと

沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。

【実績】
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・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出

シングルマザーの平均年収

シングルマザーの平均年収がどのくらいなのかご存じですか?

まずは、最新の調査結果をもとに確認しておきましょう。

厚生労働省が実施した令和3年度全国ひとり親世帯等調査によると、母子世帯の平均年間収入は272万円と言われています。

この金額には、就労収入のほか、社会保障給付金や養育費、仕送りなども含まれていて、就労収入に限定すると平均で236万円です。

 

また雇用形態ごとに見ると、正社員として働くシングルマザーの平均年間就労収入は305万円であるのに対し、パートやアルバイトでは133万円と大きな差が生じています。

前回の調査(平成28年度)と比較すると、平均年間所得は約30万円上昇しています。

改善されたように見えますが、物価が高くなっていることもあり、所得が増えていても厳しい状況に変わりはありません。

ちなみに、父子世帯の平均年間収入518万円に比べると、約2倍もの差があります。

参考:令和3年度全国ひとり親世帯等調査(厚生労働省)

 

シングルマザーの貯蓄状況

次に、シングルマザー家庭の貯蓄状況について見てみましょう。

厚生労働省が実施した令和3年度全国ひとり親世帯等調査によると、母子世帯のうち約50%が、預貯金額は「100万円未満」と回答しています。

先ほど紹介した年収の中から貯蓄にまわすのは、そう簡単ではありません。

母親ひとりの収入では日々の生活費を賄うのに精一杯で、貯蓄にまわす余裕がないというのが現状のようです。

 

そしてこんな状況では、予期せぬ出費への備えや自分の老後の準備など、長期的な計画を立てることも容易ではありません。

これらは、多くのシングルマザーが抱えている問題だと言えるでしょう。

参考:令和3年度全国ひとり親世帯等調査(厚生労働省)

 

シングルマザー家庭の生活費はどのくらいかかる?

では、シングルマザー家庭では実際どのくらい生活費がかかっているのでしょうか。

総務省統計局が公表した「2021年度 家計調査」によると、シングルマザー家庭の生活費の月額平均は23万〜24万円程度とされています。

しかし、この金額は子どもの人数や年齢によっても大きく変わるので、ご自身のケースに合わせて確認してみてくださいね。

 

例えば、新生児期には紙おむつや粉ミルクなどが必要ですし、学齢期になると学用品や習い事の費用がかかります。

そして、子どもが高校生になると、授業料や学習塾の費用などで支出が大幅に増加します。

また、母子のコミュニケーションのために携帯電話が欠かせないという家庭も少なくありません。

シングルマザー家庭の場合、母親が働いているあいだ、子どもは一人で過ごすことが多いですよね。

 

そんなときの連絡手段として携帯電話が欠かせないため、通信費の負担が増えてしまうのは仕方ありません。

このように、家庭の状況や子どもの成長段階によって、シングルマザー家庭の生活費は大きく変動します。

 

シングルマザーが直面する3つの課題

すでに実感している方もいると思いますが、多くのシングルマザー家庭は所得や貯蓄などで厳しい状況に置かれています。

では、このような問題が起こる要因は何なのでしょうか。

そこには、シングルマザーが直面する3つの大きな課題が関係しています。

 

非正規雇用が多い

1つ目の課題は、非正規雇用の多さです。

厚生労働省が実施した令和3年度全国ひとり親世帯等調査によると、シングルマザーの多くが非正規雇用で働いていることが分かりました。

その割合は、なんと38.8%に達しています。

 

この数字からも分かるように、シングルマザーはパートやアルバイト、派遣社員などの勤務形態で働いていることが多いです。

そのため、安定した収入を得ることが難しく、貧困状態に陥りやすくなってしまいます。

参考:令和3年度全国ひとり親世帯等調査(厚生労働省)

 

長時間働くことが難しい

2つ目の課題は、フルタイム勤務ができないことです。

特に、幼い子どもを持つシングルマザーは長時間の勤務や夜勤が難しく、労働時間が限られてしまいます。

フルタイムで働くことが難しく非正規雇用となってしまうため、給与水準が低くなってしまうのです。

子どもが大きくなるまでは仕方ないと割り切っている人もいると思いますが、この状況が長引くほど家計が苦しくなってしまいます。

育児と仕事の両立が難しいシングルマザーにとって、とても大きな問題だと言えるしょう。

 

養育費を受け取れていない

3つ目の課題は、養育費の受け取りです。

厚生労働省が実施した令和3年度全国ひとり親世帯等調査によると、養育費の取り決めがあるシングルマザーは46.7%でした。

半数以上は養育費を受け取れていないのが現状で、これもシングルマザー家庭の収入不足に影響していると言えそうです。

 

それに加えて、将来への不安や、子どもに十分なものを与えられないという罪悪感から、ストレスを抱えてしまう方もいらっしゃいます。

母親が一人で悩みを抱え込んでしまい精神的な負担が増えると、育児や仕事にも悪影響が出てしまうので注意が必要です。

参考:令和3年度全国ひとり親世帯等調査(厚生労働省)

 

シングルマザーが利用できる9つの公的支援

では、このような問題を解決するためにはどうしたらいいのでしょうか。

まずは、国や自治体から提供されている公的支援を活用しましょう。

 

この記事では、代表的な9つの公的支援を紹介します。

子どもの年齢や家庭の状況に応じて条件が異なりますので、状況に合わせて確認してみてください。

なお、対象者はシングルマザー家庭であることを前提として記載しています。

 

1.児童手当

<対象者>
0歳から15歳(中学校卒業まで)の子どもがいる家庭。

<支給額>※児童1人あたり

  • 3歳未満:月額一律15,000円
  • 3歳〜12歳(小学校終了前):第一子、第二子は月額10,000円/第三子以降は月額15,000円
  • 中学生:月額一律10,000円

<支給時期>
毎年6月、10月、2月(年間3回)

 

2.児童扶養手当

<対象者>
18歳に到達して最初の3月31日までの間の年齢の子ども(一定以上の障害がある場合は20歳未満)がいる家庭。

<支給額>

  • 児童1人の場合:全部支給で月額45,500円/一部支給で月額10,740円から45,490円
  • 児童2人目の加算額::全部支給で月額10,750円/一部支給で月額5,380円から10,740円
  • 児童3人目以降の加算額: 全部支給で月額6,450円/一部支給で月額3,230円から6,440円

※令和6年4月からの支給額で、所得金額に応じて決定する。

<支給時期>
毎年5月、7月、9月、11月、1月、3月(年間6回)

 

3.母子家庭の住宅手当

<対象者>
20歳未満の子どもを養育していて、民間賃貸住宅に住み、家賃を払っている人。

<支給額>
自治体によって異なるが、平均で月額5,000円〜10,000円程度。

<支給時期>
自治体によって異なる。

 

4.母子家庭(ひとり親家庭)の医療費助成制度

<対象者>
18歳に到達して最初の3月31日までの間の年齢の子どもがいる家庭。

※所得が一定の限度額を超えると対象外。

<支給額>
自治体によって異なるが、保険診療分の自己負担額が無料になることが多い。

<支給時期>
自治体によって異なる。

 

5.特別児童扶養手当

<対象者>
精神または身体に障がいを有する子どもを養育している家庭。

※児童福祉施設に入所している場合や、公的年金を受給している場合は対象外。

<支給額>

  • 1級:月額52,500円
  • 2級:月額34,970円

※支給額は障害の程度に応じて決定する。

<支給時期>
毎年8月、12月、4月(年間3回)

 

6.障害児福祉手当

<対象者>
精神または身体に重度の障害を有し、日常生活において常時の介護を必要とする状態にある20歳未満の児童を養育している家庭。

※施設に入所している場合や、障害を理由とする年金を受給している場合、受給者本人やその扶養義務者の所得が一定の限度額を超える場合は対象外。

<支給額>
月額14,880円

<支給時期>
毎年2月、5月、8月、11月(年間4回)

 

7.生活保護

<対象者>
資産がない、収入が最低生活費を下回る、やむをえない理由で就労が困難、援助してくれる身内や親類がいないなどの条件を満たす人。

<支給額>
住んでいる地域や世帯の構成、子どもの年齢などによって異なる。
支給額は一律ではなく、地域の生活水準や個々の状況に応じて決定される。

<支給時期>
原則として、毎月決められた日に1か月分まとめて支給される。

 

8.母子家庭の遺族年金

<対象者>
配偶者が死亡し、18歳未満の子どもや、20歳未満で障害等級1級または2級の障害状態にある子どもと同居している家庭。

<支給額>
基本額: 年額で約81万円(2024年度実績)

※第1子・第2子にはそれぞれ22万3,800円を加算、第3子以降にはそれぞれ7万4,600円を加算する。

※具体的な支給額は、故人の年金加入期間や生前の収入などの状況により異なる。

<支給時期>
毎年2月、4月、6月、8月、10月、12月(年間6回)

 

9.児童育成手当

<対象者>
ひとり親家庭や、心身に一定程度の障害がある20歳未満の児童を養育している家庭。

<支給額>
自治体によって異なるが、一般的に月額10,000円から15,000円程度の場合が多い。

<支給時期>
毎年2月、6月、10月(年間3回)

 

シングルマザーが収入を増やすためのスキルアップ方法3選

シングルマザー向けの公的支援をご紹介しましたが、それに頼るだけでなく、少しでも収入を増やせたらいいですよね。

その方法のひとつに、新たに資格を取得したり、スキルアップしたりすることが挙げられます。

知識や技術が増えた分だけ、高収入の仕事に就くチャンスも増えるというわけですね。

 

そして最近では、資格取得やスキルアップのために、さまざまな制度やサービスが用意されています。

ここからは、スキルアップに活用できるアイデアを3つ紹介します。

これらを上手に利用して、収入アップを目指しましょう。

 

1.高等職業訓練促進給付金

まず初めに紹介するのが、高等職業訓練促進給付金です。

ひとり親家庭の親で、看護師や介護福祉士、保育士などの資格取得を目指し、2年以上の養成機関で学んでいる方が対象です。

訓練開始月から修了月までの間、毎月10万円が支給されます。

 

受講期間中の生活費を補助するための給付金なので、資格取得やスキルアップを目指すシングルマザーにぴったりの給付金ですよね。

なお、具体的な条件や手続きについては、各自治体に確認することをおすすめします。

 

2.オンライン学習

次に紹介するのは、オンライン学習です。

場所を選ばないのでスキマ時間を有効活用でき、忙しいシングルマザーでも取り組みやすいのが特徴です。

ここでは、オンライン学習のプラットフォームを4つ紹介します。

 

Udemy

プログラミング、マーケティング、データサイエンス、デザインなど、幅広いジャンルで学べるオンライン学習プラットフォームです。

それぞれの講座は買い切り型の動画になっているので、自分のペースで学習を進められます。

 

Coursera

大学や企業が提供する講座をオンラインで受けられるサービスです。

プログラミングや経済学、ビジネス英語や健康科学など、幅広いジャンルがあり、無料で学べるコースも用意されています。

 

Skillshare

イラスト、デザイン、写真、動画編集など、クリエイティブな分野に特化したオンライン学習プラットフォームです。

さまざまなスキルを定額で学べますが、日本語に対応していないので、英語に抵抗のある方にはおすすめできません。

 

LinkedIn Learning

LinkedInを登録しているユーザーであれば誰でも利用できる、オンライン学習サービスです。

ビジネス、テクノロジー、クリエイティブなどのカテゴリーで、16,000件以上のコースがあり、毎月定額で学習できます。

 

この他にもさまざまなオンライン学習サービスがあるので、ぜひあなたに合ったサービスを探してみてください。

YouTubeにも無料で有益な動画が多く配信されているので、お金をかけたくない方はそちらで興味のあるビジネスについて学んでみるのもおすすめです。

ちなみに、オンライン学習のプラットフォームはスマートフォンでも受講できますが、プログラミングやWebデザインなどのクリエイティブな分野を学ぶなら、パソコンが望ましいですね。

 

3.ひとり親家庭自立支援センター

最後に紹介するのは、シングルマザーの就業と自立を支援する、ひとり親家庭自立支援センターです。

利用者が新たな職業に就くためのサポートをしており、おもな支援内容は以下のとおり。

  • 求人情報や就業に関する情報の提供
  • 生活や就職、転職、スキルアップに関する相談受付
  • 就業に役立つスキルを習得するための講習会
  • 養育費の確保に向けた専門的なアドバイス
  • 子育てに関するアドバイスや支援の提供

具体的なサービス内容や利用方法については、各自治体に確認することをおすすめします。

 

シングルマザーにおすすめの副業8選

身に付けたスキルや資格を活かし、スキマ時間の副業でプラスの収入を得ることも、シングルマザーの年収アップに繋がります。

しかし、どんな副業があるのか、自分には何が向いているのか、分からないことも多いですよね。

 

そこでこの記事では、シングルマザーにおすすめの副業を8つ紹介します。

これらの仕事は在宅でできるものが多く、育児や家事と両立しやすいのが特徴です。

自宅で働きながら収入を得られるのは、忙しいシングルマザーにとって嬉しいですよね。

自分に合った副業を見つけて、ぜひ挑戦してみてください。

 

1.Webライター

Webライターは、ネット記事やブログの執筆などを行う仕事です。

特別な資格は不要で、パソコンとインターネット環境があれば始められます。

記事のジャンルは多岐にわたり、職務経験や資格、趣味などに合わせて選べるので、これまでの経験を活かして働けますよ。

 

初心者の方には、具体的なマニュアルが用意されている案件や、添削指導付きの案件がおすすめです。

仕事の進め方や記事作成のルールが提示されるので、迷わず書けるだけでなくライティング力も向上します。

お金をもらいながらスキルアップできるので、初心者の人にぴったりの案件です。

 

また、文章の難易度は文字数に応じて変わります。

1,000字〜3,000字程度の案件から始めて、慣れてきたら5,000字、10,000字と増やしていきましょう。

はじめのうちは少ない文字数でもなかなか書き終わらないので、納期に余裕がある案件だと安心ですね。

Webライターの報酬は、1文字1円、1記事5,000円というように単価が決まっていて、初心者の相場は1文字0.5円〜1円程度です。

 

単価が安すぎる案件を選んでしまうと、書いても書いても稼ぐことができず、モチベーションが長続きしません。

Webライターを末永く続けるためにも、最低でも1文字0.5円以上の案件を選びましょう。

コツコツと実績を積み上げることで高単価の案件にも挑戦できるようになり、最終的には本業にすることもできますよ。

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2.データ入力

データ入力は、音声データや手書きの文章をパソコンに入力する仕事です。

ExcelやWordなどの基本的なソフトウェアを使えればいいので、高度なパソコンスキルは必要ありません。

指定の入力フォーマットが用意されているので、淡々と正確に作業を進められる人に向いています。

柔軟な働き方ができるので、家事や育児の合間に少しずつ進められるのもシングルマザーに嬉しいポイントです。

 

3.ハンドメイド販売

ハンドメイド販売は、minneやメルカリなどの販売プラットフォームを利用して、手作りのアクセサリーや小物などを販売する仕事です。

趣味を活かしながら収入を得られるため、楽しく続けられるのが魅力ですね。

時間も場所も選ばないので、家事や育児とも両立しやすい副業です。

日本国内に住みながら、海外のお客さんに販売している事例もありますよ。

 

またSNSを活用すれば、ファンの獲得や売上アップにつながるだけでなく、SNSマーケティングのスキルも同時に身に付けられます。

余裕のある方は、ぜひ合わせて挑戦してみてください。

 

4.家事代行

家事代行は、その名のとおり、他の家庭の家事を請け負う仕事です。

掃除や洗濯、料理の作り置きなどの依頼が多く、日々の家事をそのまま仕事にできます。

特別な資格は必要ありませんが、依頼者との信頼関係を築くために、細部への気配りや丁寧なコミュニケーションが必要です。

 

スケジュールを調整しやすいので、気軽に始められるのがシングルマザーに嬉しいポイント。

時給も高めに設定されていることが多く、短時間で効率よく稼ぎたい人におすすめです。

 

5.Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインやバナー広告、SNS用の画像などを作る仕事です。

PhotoshopやIllustratorなどのソフトウェアを使うことが多いので、初めは勉強や練習が必要です。

Webデザイナー向けのオンライン講座を利用すれば、自宅でスキルアップしながら案件に挑戦することもできますよ。

 

そしてコツコツと経験を積み上げていけば、本業以上の収入を得るのも夢ではありません。

生活リズムに合わせて作業時間や仕事量を調整しやすいので、子育てをしながら挑戦する人も多い副業です。

 

6.ブログ運営

ブログ運営は、自分の興味のあることについて記事を書いて、そのブログでお金を稼ぐ副業です。

ブログに広告を載せたり、商品やサービスを紹介したりすることで収入が得られます。

 

あなたも「アフィリエイト」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これも広告の一種で、ブログで紹介した商品が売れたり、サービスが使われたりすると、その分の報酬がもらえる仕組みです。

ブログ運営は、パソコンとインターネットがあればすぐに始められます。

自分の都合のいい時間に作業できるのも大きな魅力です。

 

また、ゼロからブログを作った経験が、新たな仕事に繋がることもあります。

たとえばWebライターのポートフォリオとして提出すれば、ライティングスキルや得意ジャンルをアピールできます。

さらにWordPressが使えることで、他のWebライターと差別化でき、記事単価のアップに繋がるでしょう。

 

7.動画編集

動画編集は最近人気の副業の1つで、YouTubeの動画編集やイベントムービーの作成、企業のPR動画などが主な仕事です。

不要な部分を切ったり、文字を入れたり、音楽をつけたりしながら動画を編集していきます。

動画編集ソフトが必要なので、使い方を覚える必要がありますが、一度身に付ければ問題ありません。

 

まずはオンライン講座や動画編集スクールを活用して、基本的なスキルを身に付けましょう。

練習用として自分のYouTubeチャンネルを開設すれば、ポートフォリオとしても活用できますね。

その後は、クラウドソーシングサイトやSNSから案件に挑戦して、スキルを磨いていきましょう。

これからますます需要が増えていくので、スキルを磨いて実績を積み上げれば高収入も期待できる副業です。

 

8.ITエンジニア

ITエンジニアは、Webサイトやアプリケーションを作る仕事です。

プログラミングの知識と技術が必要ですが、数ある副業のなかでも、比較的高い報酬を得られます。

 

まずはプログラミング言語を学び、料理レシピを提案するアプリや天気予報アプリなど、ポートフォリオとして提示できる簡単なアプリの開発からチャレンジしてみてください。

そのあとは、いきなりフルリモートでの勤務をするのではなく、会社に常駐して経験を積むことをお勧めします。

フルリモートだと気軽に先輩に質問できず、同僚との情報交換の頻度も下がるため、未経験者にとっては難易度が非常に高いです。

 

また、ITは技術の進歩が非常に速い分野なので、常に新しい知識を学び続ける必要があります。

勉強が好きな型やAI等の新しい技術に対する好奇心が強い方でないとちょっと厳しいかもしれません、、、

その代わり、エンジニアとして身につけた知識や技術はどの仕事でも役に立つので、将来的にはマーケターやデータサイエンティストなどキャリアの選択肢も大きく広がります。

感性よりも論理的思考力に強みがある方はITエンジニアに向いているでしょう。

 

まとめ

この記事では、シングルマザーのお金事情について解説しました。

シングルマザーのなかには、生活するのに精一杯で貯蓄するまでの余裕がないという人もいると思います。

公的制度や副業収入を得る方法など、この記事で紹介した内容が、シングルマザーとして家庭を支えるみなさんの参考になると嬉しいです。

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