「スキルや経験を活かして副業Webディレクターに挑戦したい」
「Webディレクターの副業案件を始める具体的な方法を知りたい!」
「Webディレクターの副業案件にはどんなものがあるの?」
このような考えをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
この記事では、実際にフリーランスでWebディレクターをしている筆者が、副業でWebディレクターをおすすめする6つの理由や、実際の収入例を紹介します。
会社員として働いている方のなかには「給料は上がらないのに物価は上がるばかり……。
正直生活がキツイから副業で稼ぎを増やしたい」と思われている方も多いでしょう。
WebディレクターはITが一般化している現代で、需要の高い職業です。
そのため、副業可能なWebディレクター案件も多数見られます。
副業をしたいと思われている方は、ぜひWebディレクターに挑戦してみてください。
この記事を読めば、Webディレクターの副業で稼ぐための案件探しの方法や、必要なスキルなどがわかり、副業を始めるまでのステップを明確にできます。
副業Webディレクターで稼ぐ方法も解説していますので「副業Webディレクターで、副収入を得たい!」と思われている方はぜひ参考にされてみてください。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
Webディレクターは副業におすすめ!メリット6つ
副業Webディレクターの、6つのメリットをまとめました。
- 案件数が多いため、仕事を取りやすい
- 本業に活かせるスキルが身につく
- 働き方が柔軟である
- 社外でのつながりができる
- ライバルが少ない
- AI時代でも生き残れる
それぞれ詳しく解説していくので、副業でWebディレクターを始める後押しが欲しい方はぜひ参考にしてください。
1.案件数が多いため、仕事を取りやすい
Webディレクターは案件数が多く、仕事に困らない点がメリットだといえます。
案件募集サイトのクラウドワークスで「Webディレクター」と検索すると、590件の案件がヒットしました。(2023年4月14日時点)
継続的に副業で稼ぐなら募集案件が多く、仕事に困らない職種がいいですよね。
Webディレクターであれば、副業でも参画しやすい案件が豊富なので「仕事が見つけられない…」と悩む必要がありません。
2.本業に活かせるスキルが身につく
Webディレクターとしての経験は、本業でも役に立つ場合が多いです。
例えば、Webディレクターに欠かせないスキルとしてコミュニケーションスキルが挙げられます。
クライアントに交渉や提案を行ったり、チームメンバーに誤解がないよう情報を伝えたりするには、論理的かつわかりやすいコミュニケーションが必要です。
本業でも同じ会社の人や取引先とメールやチャットでやり取りしている場合、Webディレクターで培った伝わりやすいコミュニケーションを意識すれば、より円滑に業務を進められるようになるでしょう。
3.働き方が柔軟である
働く場所や時間が固定されておらず、柔軟に副業ができるのもWebディレクターの魅力です。
Webディレクターの主な仕事内容は、Webのプロジェクトや制作進行なので、ネット環境があれば完結することがほとんど。
本業で会社員をしている方であれば、副業するなら土日などの休日か、平日の早朝・夜の時間帯になるでしょう。
ネット環境さえあれば家から出ずに仕事ができるので、スキマ時間をうまく活用することが可能です。
また、Webディレクター案件には時給制で柔軟にシフトを決められるものや、稼働時間が固定されていない案件もあります。
副業をするうえで、好きな時間に好きな場所で働けるのは大きなメリットですよね。
4.社外でのつながりができる
副業でWebディレクターとして働くと、本業以外の会社や経営者などとのつながりができます。
会社員であれば、就職した会社や取引先以外でなかなか人脈を築くのは難しいですよね。
Webディレクターであれば、業務委託で多数の案件に参画できます。
そうすると、本業とは違うジャンルのクライアントと知り合えて、お互いに信頼関係が構築できればより条件のいい環境に転職することも可能です。
また、フリーランスとして独立した場合、過去につながったクライアントから仕事を依頼されて、収入を確保できることもあります。
5.ライバルが少ない
仕事のできるWebディレクターって本当に少ないなということを10年仕事してて思う。
今んとこ一人しか会ったことないですね…。私も戒めよう。— さび (@savi_vivi) September 8, 2020
Webディレクターを副業でおすすめする理由に、ライバルが少ないことが挙げられます。
プロジェクト全体を見渡して、抜け漏れやミスがないかなどを確認しながら進めるのが、Webディレクターの役割です。
クライアントとのコミュニケーション、デザインやコーディング、タスクや進行管理など、多岐にわたるスキルが求められます。
ただクライアントとチームメンバーの間に立って、プロジェクトを円滑に進められるほどのスキルを持ち合わせているWebディレクターは少ないのが現状です。
Webディレクター少なすぎますね。
一般的にデザイナーのようにわかりやすい職種ではないので目指す人が少ないのかなと思っています。そんな私もこの業界目指すまではWebディレクターなるものがあること知りませんでした…
確かに業界に入るにはディレクターからはいいかもしれないです。 https://t.co/6l0uyquXdg
— ひろた@Webディレクター (@hirota_director) February 21, 2020
また、Webデザイナーや動画編集者のように必要なスキルが明確化されていないこともあり、スキルを身につけにくく、ライバルが少ないのです。
逆にライバルが少ないということは、ある程度のスキルがあればクライアントから重宝されやすいので、副業としてもってこいといえるでしょう。
6.AI時代でも生き残れる
どの職業でも心配されるのが、AIに仕事が奪われないかというところ。
結論、WebディレクターはAIが発展しても生き残れるといえます。
例えば、単純作業やちょっとした頭脳労働まではAIでも対応できるかもしれません。
最近ではchat GPTの普及により、副業で人気のあるWebライターの価値もどんどん薄れています。
しかし、Webディレクターの主な仕事内容であるクライアントやチームメンバーとのコミュニケーションや、企画提案などの業務をAIに完全に任せるのは難しいでしょう。
機械化が進んでいる現代だからこそ、人と人との関わり方がより重視されることが想定されるため、Webディレクターの仕事が完全になくなることはないといえます。
Webディレクターの副業案件と収入例3つ
Webディレクターの副業案件には、下記のようなものがあります。
- Webサイト制作のディレクション案件
- コンテンツマーケティングのディレクション案件
- Webメディアのディレクション案件
業務内容と収入例をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.Webサイト制作のディレクション案件
最も多いのが、Webサイト制作のディレクション案件です。
クライアントの新規Webサイトの制作や、既存のWebサイトを効果的に改修するためのアイデアや進行管理を行います。
外部のライターやデザイナーに業務を振り分けたり、制作物の管理を行ったりするため、デザインやライティングの知識があるといいでしょう。
想定月収 | 100,000〜300,000円 |
仕事内容 | ・SNS及びWebメディア上での企画・コンテンツ制作・運用 ・統合コミュニケーション施策、DX推進、プラットフォーム立ち上げ、CRM施策 ・SNS上でのプロモーション企画からオウンドメディアの運用施策、自社ECのブランディング企画など |
参考:クラウドワークス【フルリモート】制作ディレクター募集/長期/制作会社でのディレクション経験者優遇/月64時間~の勤務/月額20万以上も可能(2023年4月14日時点)
2.コンテンツマーケティングのディレクション案件
SNSやWebコンテンツなどの、ディレクション案件もあります。
SNSの運用経験や、マーケティングの知識といった上流工程のスキルが求められるため月収は高めです。
本業でSNSや広告、マーケティングなどの仕事を行っている方は、コンテンツマーケティングのWebディレクション業務に応募されてみるのもいいでしょう。
想定月収 | 500,000〜1,000,000円 |
仕事内容 | ・各種資料作成 ・各プロジェクトにおける制作ディレクション ・SNSなどの広告運用 ・MA周りの業務 ・営業プロデューサー業務 ・クライアントへのプリセールス |
参考:クラウドワークス【月額~60万/時短相談可】デジタルマーケティング支援部門でのWebディレクター!(2023年4月14日時点)
3.Webメディアのディレクション案件
また、企業のメディアを一緒に育てていく、Webメディアのディレクション業務案件もあります。
記事のチェックや、構成作成、ライターの進捗管理などが業務内容として提示されていることが多く、比較的参画しやすいWebディレクション業務だといえます。
想定月収 | 50,000〜100,000円 |
仕事内容 | ・ライターさまに依頼する「記事構成」の作成 ・先々のことですが、公開後、より良い記事にするための「リライト」の構成作成 など |
参考:クラウドワークス【長期】キッチンメディアのSEO記事制作ディレクター募集のお仕事(Webディレクション・プロデュース) | 在宅ワーク・副業するなら【クラウドワークス】(2023年4月14日時点)
Webディレクターの副業案件を探す3つの方法
「Webディレクターの副業案件はどうやって探せばいいの?」と思われている方に向けて、案件を探す方法を3つ紹介します。
- フリーランスや副業向けのサイト・エージェントを活用する
- クラウドソーシングサービスを利用して探す
- 直接案件を受ける
それぞれ詳しく解説するので、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。
1.フリーランスや副業向けのサイト・エージェントを活用する
スキルや業務経験がある方は、フリーランスや副業向けのエージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントとは、仕事を探している人と人材を募集している企業の間に立ってくれるサービスのこと。
登録者の希望条件やスキルに合った案件を紹介してくれるのはもちろん、採用されるように面接のアドバイスなども行っています。
フリーランス向けエージェントだと、運用実績25年以上のフォスターフリーランスやリモートワークの案件数が多いCrowdtech(クラウドテック)などがあります。
報酬が高い案件も揃っているので、ディレクター経験者やIT・Web業界の知識がある方は副業で大幅な収入アップが期待できるでしょう。
2.クラウドソーシングサービスを利用して探す
ディレクター経験や、Webの知識にあまり自信がない方は、クラウドソーシングを使って案件を探すのがおすすめです。
クラウドソーシングは、企業が不特定多数の人に業務委託の形式で仕事を発注できるサービスです。
有名なクラウドソーシングだと、CrowdWorks(クラウドワークス)やLancers(ランサーズ)などがあります。
キーワードを打ち込めばズラッと求人が並び、案件の応募から契約、報酬支払いまでサイト上で完結可能。
Webメディアのディレクション案件も多く、ディレクション経験があまりない方でも応募しやすい仕事が揃っている特徴があります。
3.直接案件を受ける
エージェントやクラウドソーシングに比べ、少しハードルは上がりますが、知人から直接依頼を受けて仕事をとる方法もあります。
「あなたにお願いしたい」と思ってくれた人がクライアントになるので、報酬が下振れすることは少ないです。
ただ、信頼関係がすでに構築されていることが必須条件です。
SNSでメディアやサイトを運営しているフリーランス・経営者とつながっている場合や、過去の取引先から気に入られている人であれば、直接案件を受けたほうが条件がいいこともあります。
知り合いがWebディレクターを必要としていそうなツイートをしていたら、思い切って声を掛けてみましょう。
副業Webディレクターの案件探しにおすすめのサイト6選
副業案件を探す方法で、エージェントとクラウドソーシングの活用をおすすめしました。
そこで、ここでは初心者・中級者・上級者向けにおすすめのサイトを6つ紹介します。
どのサービスに登録すればいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者向け
「Webディレクターに挑戦してみたい」という初心者や、未経験者の方向けのおすすめサイトを紹介します。
1.CrowdWorks(クラウドワークス)
引用:CrowdWorks
初心者におすすめなのは、国内最大級のクラウドソーシングサービス「CrowdWorks」です。
未経験者OKのWebディレクター募集の案件も多く、2023年4月15日だと37件の案件がヒットしました。
「丁寧なやりとりやビジネスマナーを心得ている方」「時間に余裕のある方」など、Webへの深い知見が応募条件に記載されていない案件もあるため、応募ハードルが高すぎない仕事を見つけられます。
クラウドワークスなら、Webディレクターに挑戦してみたいと思われている初心者の方でも、参画しやすい案件探しができるでしょう。
中級者向け
WebデザイナーやWebライターなどの経験を活かして、Webディレクターの仕事をしたいと思われている方におすすめのサイトを2つ紹介します。
1.Lancers(ランサーズ)
「Lancers」もクラウドワークス同様、企業の求人情報が多く載っているクラウドソーシングサービスです。
引用:Lancers
Webディレクターと検索すると「Webサイト・ホームページ制作」や「ランディングページデザイン」など、ジャンル別の案件をチェックできます。
デザイナーだとデザイン経験を活かせそうな案件に、ライターだとSEOメディアのディレクターに応募するなど、得意なWebジャンルで案件を探すのがおすすめ。
クラウドワークスよりも報酬が高いディレクション案件が多い傾向なので、中級者向けの案件サイトだといえるでしょう。
2. Wantedly(ウォンテッドリー)
WebやITへの知識や経験が多少ある方は「Wantedly」を活用する方法もあります。
業務形態に「副業」もあり、副業OKなWebディレクション案件を見つけやすいです。
引用:Wantedly
またWantedlyは、気になる案件があれば「今すぐエントリー」のボタンを押すだけで簡単に応募ができるので、案件ごとに提案文を書く必要がないのが魅力。
ただ、企業は応募者のプロフィールや実績を細かくチェックするため、まったくの未経験や初心者だと採用されにくいかもしれません。
また、ランサーズと比べると低単価な案件が多い傾向にあります。
上級者向け
これまでWebディレクターとしてプロジェクトに参画した経験がある方向けの、おすすめ案件サイトを3つ紹介します。
1.ITプロパートナーズ
引用:ITプロパートナーズ
「ITプロパートナーズ」は、ITジャンルの案件を掲載、紹介してくれるフリーランスや副業向けのエージェントサービスです。
週2日〜OKや、リモート可能な案件が多く、土日やスキマ時間で柔軟に副業したいと考えている方にもぴったり。
クライアントと直接契約ができるWebディレクション案件も多く、週3日でも月収100万円を狙える仕事もあります。
2.レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」は、フリーランスエンジニア専門のエージェントサービスなので、エンジニアとして働いた経験がある方向きです。
コンサルタントが担当について、希望に合った条件の仕事を紹介してくれるので、マッチする案件に出会いやすいのが魅力。
引用:レバテックフリーランス
フリーワードで「副業」と検索すれば、5,332件の案件がヒットしました。(2023年4月15日時点)
2022年8月時点のレバテック利用者の平均年収は876万円と高いため、副業Webディレクターで本業並みに稼ぎたいと考えているエンジニア経験者に、おすすめのエージェントといえます。
3.Crowdtech(クラウドテック)
引用:Crowdtech
最後におすすめするエージェントサービスが「Crowdtech」です。
エンジニアやデザイナー、プロダクト開発などの案件が多く、公式HPを見ると97%がリモート案件と、働きやすい仕事が豊富にあるのが特徴。
ただWebディレクターで検索すると、ヒットするのは83件と少なめです。(2023年4月15日時点)
そのため、たくさんの仕事からWebディレクターの仕事を選びたいという方には物足りないかもしれません。
しかし家事代行を始めとした100種類を超える福利厚生サービスが利用できるので、仕事に集中したいという方におすすめのエージェントといえます。
副業Webディレクターに必要な6つのスキル
Webディレクターの副業をするうえで、求められる6つのスキルは以下のとおりです。
- プロジェクトマネジメントスキル
- コミュニケーションスキル
- デザインやコーディングへの基礎理解
- ライティングスキル
- SEOの知識
- マーケティングスキル
Webディレクターとして重宝されたいという方は、ぜひこの6つのスキルを身につけてみてください。
1.プロジェクトマネジメントスキル
まず、Webディレクターにはプロジェクトを円滑に進めるための「プロジェクトマネジメントスキル」が必要です。
プロジェクトマネジメントスキルには、以下のようなものがあります。
- スケジュール管理力
- タスク管理力
- 品質管理力
- 予算管理力
- リスク対応力
Webサイトやメディアを決められた期限で、定められた目標が達成できるようにスケジュールを管理したり、タスクを適切に振り分けたりする役割をWebディレクターは担います。
うまくマネジメントできないと、担当のプロジェクトの納期が遅れる、ミスが生まれるなどクライアントに迷惑がかかる可能性もあるので、管理能力がないとWebディレクターは厳しいでしょう。
2.コミュニケーションスキル
Webディレクターとして案件に参画すると、デザイナーやライターなどさまざまな職種の人と連携をとりながら仕事を進めていきます。
たくさんのメンバーを抱えながらスムーズにプロジェクトを進めるには、コミュニケーションスキルが大切です。
誤解が生まれないように要点をまとめてチャットに送ったり、メンバーのやる気を落とさないよう柔和なコミュニケーションを心がけたりして、円滑な意思疎通を図るのもディレクターの務めです。
また、要件のずれが出ないよう、クライアントの意図を細かい部分まで汲み取り言語化する必要があります。
クライアントに企画の提案・交渉を行う際も失礼がないようなコミュニケーションを意識すると、良好な関係が保てますよ。
3.デザインやコーディングへの基礎理解
デザインやコーディングへの基礎知識があると、Webディレクターとして一歩リードできます。
例えば、Webサイト制作(LPやHPなど)のディレクション業務を任された際、デザインの知識があれば、自分で制作物をチェックし、修正点があれば提案・修正できます。
デザイン知識がない場合、直接クライアントに確認してもらうなど手間と時間がかかるため、知識があるディレクターのほうがスピード感を持ってプロジェクトを進められるのです。
他にも、コーディングやプログラミングのスキルがあれば、デザインと同じように、わざわざプログラマーに修正依頼せずとも、自分で直せるので便利です。
特にデザインスキルは必須ともいえるので、Webディレクターの副業を考えている方はぜひ習得しましょう。
4.ライティングスキル
ライティングも、副業Webディレクターなら持っておきたいスキルです。
ライティング能力があれば、下記のような場面で役に立ちます。
- クリエイティブの品質管理(LPやHPのコピーチェックなど)
- メンバーとのコミュニケーション
- クライアントへのヒアリング/要求分析/要件定義
- クライアントへの提案、交渉
Webサイトやコンテンツマーケティング、Webメディアなどディレクター案件の種類はさまざまですが、すべてに共通してわかりやすい文章が必要です。
ライティングスキルがあれば、サイトのコピーライティングや、誤解のないコミュニケーションが図れるので持っておきたいスキルといえます。
5.SEOの知識
また、SEOの知識があると提案、交渉しやすくなります。
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、狙ったキーワードで、メディアを上位表示させて、Webサイトの成果を向上させる施策のことです。
Webメディアのディレクション業務には、構成作成が含まれていることが多く、SEOの知識があれば上位に掲載されやすい記事構成が作成可能。
担当メディアの記事が上位に載れば、クライアントの商品が人の目に触れやすくなって売上につながるので喜ばれますよ。
6.マーケティングスキル
Webディレクターは、Webサイトやコンテンツの開発、運営を担当する役割を担っています。
担当するサイトはどういった顧客層がいるのかや、どのような売り込み方が適切なのかなど、マーケティングスキルがあれば、より効果的な指示出しが可能です。
例えば、LPのディレクション担当になった場合、顧客層がわかれば適切なコピーをライターに指示・修正提案が行えます。
他にも必要に応じて、ダウンロード資料の作成やメルマガによる顧客教育、無料セミナーへの誘導などの施策もクライアントに提案可能に。
マーケティング知識のあるディレクターがいれば、プロジェクト進行の段階でより効果的な制作物を作成できるので、クライアントの目標を達成しやすく重宝される人材になれるでしょう。
副業Webディレクターの始め方3ステップ
今日から行動できるように、副業Webディレクターを始める3ステップを紹介します。
- 副業案件サイトに登録する
- 副業OKの案件に応募する
- 案件に参画する
それぞれのステップでやるべきことを解説しているので、ぜひご覧ください。
1.副業案件サイトに登録する
まずは、案件を獲得するために案件サイトに登録しましょう。
おすすめは、副業Webディレクター案件が豊富な案件サイトです。
たとえば、上級者ならレバテックフリーランス、中級者ならWantedly、初級者だとCrowdworksを使うのがおすすめ。
副業Webディレクター募集案件が多く、希望の仕事が探しやすいですよ。
また、サイト登録から案件参画までのスピード感が早いサイトに登録すれば、早くて1週間から業務を開始できます。
早く副業で稼ぎたいという方は、案件参画までが早いサイトに登録するのもいいでしょう。
2.副業OKの案件に応募する
次に「副業可」と書いてある案件に応募しましょう。
応募後は書類選考→面接を行って、案件に参画できるかを決定します。
応募の際は、クライアントに提供できる価値と希望の条件をしっかり伝えるのが大切です。
採用されるために、嘘でプログラミングができると伝えたり、週に2日しか稼働できないのに週5日対応できるというのはNG。
できないことを伝えて採用されても、実際の業務でクライアントから期待されたことができなければ、自らの評価を下げてしまいかねないからです。
「面接が苦手…」「採用されやすい書類の書き方を知りたい」という方は、サポートが充実しているエージェントサービスを活用してみてください。
3.案件に参画する
面接に受かったら、いよいよ案件に参画します。
「リモート可」「週2日OK」などの案件であれば副業でも参画しやすいので、スケジュール的に仕事ができそうな案件に加わるようにしましょう。
Webディレクターの業務が始まったら副業だからといって手を抜かず、クライアントの期待を上回る成果が出せるよう、本業と同じ熱量で取り組むことが大切です。
【筆者のおすすめ】Webライターから副業Webディレクターを目指す
筆者が最もおすすめする副業Webディレクターになる方法は、Webライターから目指す方法です。
企業は複数のライターを雇い、メディアを運営しています。
そのため、記事のクオリティを担保してくれそうな優秀なWebライターがいれば、Webディレクターになって欲しいと思う企業も多いです。
目安としては、月に10万円ほど安定して副業Webライターで稼げるようになってから、Webディレクターになるのがおすすめ。
理由は、1文字1円で10万円稼いでるとしたら、月に10万文字の記事を執筆していることになります。
そうすると、ライティングスキルやSEOへの知見がある程度は身につくので、Webディレクターとして的確な指示や修正が出せるからです。
クオリティの高い記事が書けるライターになれば、エージェントに登録したり、営業したりしなくてもWebディレクターにスカウトされる可能性が高いのも魅力。
WebライターからWebディレクターになれば、地方でも副収入が得られます。
実際に筆者やライター仲間も沖縄に住みながら、Webライターとして独立し、Webディレクターもやっています。
https://twitter.com/kaede_sign/status/1562074818891350016?s=20https://twitter.com/takuyan_blog/status/1564528683523907584?s=20
ディレクターへ昇格!
Webライターになってから4ヶ月目で継続案件からディレクターへ昇格できた。
やったこと
・即レス
・納期までに必ず記事を納品する
・今の自分が書ける最高の記事を執筆する
・予定数より執筆できるとアピールするこれらを意識しただけで、ディレクター案件獲得できた。
— タクヤ │ Webライター×ディレクター (@takuyan_blog) August 30, 2022
沖縄のような地方だとITやWeb企業の求人が少ないため、知識をつけてからWebディレクターの副業案件に申し込むのはハードルが高いです。
しかし、Webライターから始めればそのままWebディレクターとして採用されることも多く、沖縄のような地方でも収入アップが実現し、自由な生活が叶います。
最短・最速で副業Webディレクターになるために「Webライターでまず10万円稼ぎたい」という方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
>>Webライターとして10万円稼ぐためのロードマップを7つのステップで解説
>>【初心者向け】Webライターとして稼ぐ!5つのステップを紹介
また、Webライター育成を行っているマーケターかみざとのLINEに無料登録すると、月商50万円のWebライターに到達する方法をまとめた教材がゲットできるので、こちらも要チェックです。
まとめ
引用:やんばるエキスパート | かみざと_のんびり月商500万
この記事では、Webディレクターの副業で稼ぐための案件探しの方法や必要なスキルなどを解説しました。
副業でWebディレクターをするメリットは、以下のようにたくさんあります。
- 案件数が多いため、仕事を取りやすい
- 本業に活かせるスキルが身につく
- 働き方がフレキシブル
- 社外でのつながりができる
- ライバルが少ない
- AI時代でも生き残れる
需要が高い職業だからこそ、本業並み、もしくはそれ以上稼ぐことも可能です。
この記事をご覧になっていて、副業Webディレクターとして稼ぐスキルを身につけたい方は、かみざとのLINEに登録して、最短・最速でWebディレクターを目指してみてくださいね。