「Webライターに興味はあるけど実際どうなの?」
「Webライターのメリットは何?」
と思っていませんか?
この記事では、Webライターになるメリットやデメリットをお伝えします。
メリットを知ることで、よりWebライターになる希望が持てるでしょう。
また、デメリットを知ると理想と現実のギャップにショックを受けずに済むはずです。
Webライターになるためにも、ぜひ参考にされてみてください。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
Webライターとはどんな仕事?
まずは、Webライターの仕事内容と平均年収についてお伝えします。
どんな仕事なのかを知ると、よりWebライターを目指す意欲が湧くでしょう。
Webライターの仕事内容は?
Webライターは、基本的にはクライアントから指定されたテーマやワードに沿って記事を執筆する仕事です。
他にも、コピーライティングやメルマガの文章作成などWebライターの仕事は多岐にわたります。
文章の書き方は目的によって異なりますが、共通しているのは読書の役に立つ内容をお届けすることです。
知らないことがあれば、ネットなどで調べて記事の執筆を行うので知識も増えます。
Webライターはさまざまな経験ができるので、好奇心が旺盛な人にとっては天職とも言えるでしょう。
Webライターの平均年収はどれくらい?
Webライターの平均年収がいくらになるのかは、気になるところ。
2種類の働き方による、平均年収を紹介します。
- 正社員:約480〜550万円
- フリーランス:約260〜550万円(参考:比較Plus)
実はフリーランスWebライターの3人に1人は年収200万円未満となっており、挫折する人が多いのが現状です。
しかし、スキルや営業力を磨くことでライバルと収入の差をつけることができます。
Webライターを目指すのであれば、ぜひ平均年収を参考にしてみてください。
Webライターになる5つのメリット
Webライターになるメリットは、以下の5つです。
- 未経験から始められる
- 少ない金額から始められる
- 好きな場所で働ける
- 知識が増える
- 人間関係のストレスが少ない
Webライターの魅力を感じるためにも、ぜひご覧ください。
1.未経験から始められる
Webライターの仕事は、未経験から始められます。
意外に思われるかもしれませんが、ライターを始めるのに資格は必要ありません。
クラウドソーシング(クラウドワークスやランサーズなど)には未経験でも可能な案件が多くあるので、ライターに即挑戦できます。
他のWeb関連の仕事であるデザイナーや動画編集は、ある程度スキルがないと案件をもらうのは難しいです。
それに比べてライターは始めるハードルが低く、すぐに稼ぐ経験ができるのでおすすめです。
2.少ない金額から始められる
2つ目のメリットは、少ない金額から始められることです。
Webライターは、パソコンとネット環境があれば仕事ができます。
ハイスペックなものにこだわらなければパソコンは5万円、ネット環境は月額1万円以内の、合わせて6万円あれば十分です。
それに対して動画編集やWebデザインは、初期費用が多くかかります。
- 動画編集:約24万円(参考:goldeza.com)
- Webデザイン:約22万円(参考:Design Antenna)
「ライターは他のWeb関連の仕事と比べてこんなに安いんだ!」と驚いた方もいるでしょう。
Webライターは金銭面でのリスクが少ないので、挑戦しやすいのがメリットですね。
3.好きな場所で働ける
Webライターの仕事は、ネット環境とパソコンさえあればどこでも働けます。
「家で集中できない」なんて時はカフェやコワーキングスペースなど、落ち着ける場所に行って作業をするのもありでしょう。
自分が作業をしやすい場所で働けるとストレスが軽減されるので、仕事がはかどりますよ。
なかには旅行を楽しみながら、ホテルで執筆を行う方もいるようです。
このように、自由に働けるWebライターは魅力的な仕事と言えるでしょう。
4.知識が増える
Webライターは、さまざまな分野の執筆を行います。
たとえば金融系や美容系などがあり、あげればキリがありません。
なので、知らない分野の情報をリサーチして執筆を行う必要があるのです。
リサーチを行って得た知識は、一生の財産になるでしょう。
知識が増えると、いろんな話にも対応できるので「前まで知らなかったことがわかるぞ」と嬉しくなりますよね。
さらには、文章を書けば書くほどライティングスキルも身につきます。
ライティングスキルは、記事の執筆以外にも台本作成やスピーチなどに使えるので身につくと仕事に困らなくなりますよ。
5.人間関係のストレスが少ない
多くの人がいる環境で働くと、人間関係に悩むことがあるでしょう。
人間関係でストレスがたまると「仕事に行くの嫌だな」と思うこともありますよね。
それに対してWebライターは基本的に1人で仕事を行うので、人間関係に悩むことが少ないです。
もし合わないと感じるクライアントがいても、一緒に仕事をするかどうかを自分で選べます。
嫌な同僚や上司と関わることがないので、人間関係のストレスを抱えずに済むのは大きなメリットでしょう。
人間関係で悩んでいる方は、ぜひWebライターを始めることを検討してはいかがでしょうか。
Webライターになる5つのデメリット
多くのメリットがあるWebライターの仕事ですが、デメリットもあります。
Webライターになるデメリットは、以下の5つです。
- 初めは単価が安い
- 慣れるまでが大変
- ライバルが多い
- 案件に応募しても返信が来ない
- 難しいクライアントもいる
順にお伝えします。
1.初めは単価が安い
Webライターは、実力主義の仕事です。
そのため最初は単価が低く、1文字0.3円の案件もあります。
1文字0.3円だと3,000文字書いたとしても、1記事900円にしかなりません。
20記事を書いても、たったの18,000円なので稼げず落ち込む人もいるでしょう。
ですが、やっていくうちに実力がついてクライアントから認められやすくなるので、単価が上がる可能性も高まります。
最初のうちは辛抱して、稼げるように頑張りましょう。
2.慣れるまでが大変
Webライターの仕事は、慣れるまで大変です。
最初のうちは、1記事を書くのに2日〜10日かかることもあります。
僕は、以前まで「本当にこれで大丈夫だろうか」と悩んで執筆するのにかなり時間がかかっていました。
ですが、案件をこなすほど慣れるので執筆スピードが上がります。
今では、最初の3倍程度のスピードで執筆できるようになりました。
どんな仕事でも慣れるまでは大変なので、自己成長を楽しみながら頑張りましょう。
3.ライバルが多い
Webライターは誰でも始められるので、ライバルが多くて大変な世界です。
クラウドソーシングでいい案件があって応募しても、ライバルたちと取り合って採用されないこともあります。
ですが、どんなに優れた人でも初心者のうちは苦労をしているのです。
ライバルとの差を縮めるためにも、勉強をして何度も案件に応募しましょう。
4.案件に応募しても返信が来ない
4つ目のデメリットは、案件に応募しても返信が来ないことです。
クラウドソーシングでは、1日10件応募して1件も返信がないこともあります。
自分に合った条件を見つけて、提案文を書いたのに返信が来ないとつらいですよね。
「あんなに時間をかけて頑張ったのに」と落ち込む人もいるでしょう。
案件を獲得するにはむやみに応募するのではなく、うまくいく提案文を学ぶのも1つの手です。
採用される提案文のコツは以下の3つ。
- 短文で簡潔にまとめる
- クライアントが知りたいことを書く
- 勉強していることをアピールする
上記3つを参考にして、提案文を書いてみてください。
5.難しいクライアントもいる
Webライターの仕事は、案件に採用されたからといって安心はできません。
クライアントによっては、応募時の案件の内容と違う場合もあります。
またクライアントの指示に従って執筆したのに、何度も修正させられることもあるようです。
1回〜2回の修正はよくあることですが、3回以上の修正を強いるクライアントには注意が必要です。
ひどい扱いをされる場合は無理に継続せず、別の案件を検討した方が良いでしょう。
クラウドソーシングであれば、評価の高いクライアントに営業をかけると失敗せずに済むことが多いです。
いつまでも難しいクライアントの案件をやっていると、スキルが伸びず稼げない人材になる可能性があります。
Webライターに向いてる人の特徴3選
Webライターを目指したいけど、実際にどんな人が向いてるか気になるところ。
Webライターに向いてる人の特徴を3つ挙げたので、ぜひ参考にしてください。
1.1人で作業をすることが好きな人
Webライターは、基本的に1人で仕事を行います。
時には1日中誰とも会わず、記事を執筆することもあります。
なので、1日中家で作業をしても苦にならない人は向いているでしょう。
Webライターをしている人は、1人で成果を出す努力のできる人が多い印象があります。
1人で作業をすることが好きな人は、Webライターを目指してみましょう。
2.学ぶことが好きな人
Webライターに向いている人の特徴2つ目は、学ぶことが好きな人です。
Webライターが執筆する記事のジャンルは幅広く、自分がまったく知らないことを調べる場合もあります。
たとえば健康や節約などのジャンルがあり、あげればキリがありません。
なのでどんなジャンルでも毛嫌いせず、学ぶ意欲がある人はWebライターの仕事をしても楽しく感じるでしょう。
案件をこなすほど多くの情報をインプットできるので「頭が良くなってる」と感じられますよ。
3.文章を書くことに抵抗がない人
文章を書くことに抵抗がない人も、Webライターに向いています。
Webライターは、1記事3,000〜6,000文字を書くことが多いです。
なかには、1万字を超える記事を執筆することもあります。
文章を書くことが苦手な人にとっては、とても地道でつらい作業になるでしょう。
逆に文章を書くことが好きな人にとっては、Webライターの仕事は天職です。
「文字を書いてたら時間を忘れてしまう」なんて人にはWebライターはぴったりですね。
文章を書くことに抵抗がない人は、Webライターを目指してみてはいかがでしょうか。
Webライターに向いていない人の特徴3選
続いては、Webライターに向いていない人の特徴を3つお伝えします。
順にご覧ください。
1.時間管理が苦手な人
Webライターに向いてない人の特徴の1つ目は、時間管理が苦手な人です。
Webライターは納期があるので、間に合うように時間管理をしなければいけません。
納期を守らないと、クライアントの信用を失うでしょう。
信用を失うと契約を切られることもあるので、注意が必要です。
しかし、時間管理が苦手だからといってWebライターを目指すことを諦めないでください。
時間管理ができるようになる方法は、いくつかあります。
- 1日のスケジュールを書き出す
- 優先順位を決める
- タイマーを使う
時間管理が苦手な方は、上記の3つを参考にしてみてください。
2.適当に仕事をする人
続いての特徴は、適当に仕事をする人です。
Webライターはミスが多いとクライアントからの信頼を失うため、正確さが求められます。
誤字や脱字は、案件をいただいた企業に傷をつける行為です。
そのため「これぐらいでいいか」と適当に仕事をする人には向かないでしょう。
大ざっぱな性格だとしても、意識をすれば正確な仕事はできます。
正確に仕事をするためには、以下の3点を意識しましょう。
- 誤字脱字を何度も音読して確認する
- 報連相を早めに行う
- 作業効率化ツールを使用する
3点を意識することで、きちんと仕事をしてくれるライターとしてクライアントからの信用を勝ち取ることができますよ。
3.自分のやり方で仕事をしたい人
自分のやり方で仕事をしたい人も、Webライターには向いていないでしょう。
Webライターは、クライアントの指定したテーマや検索キーワードに沿って記事を書きます。
記事を届ける相手はあくまで読者であるため、何を知りたいかをリサーチして書く必要があるのです。
なので「自分の体験談だけを語って読者に響かせたい」という人にはおすすめできません。
ただ看護師や美容師などの専門職の経験がある方は、持っている知識や経験を記事に盛り込めば、専門性の高い記事として読者やクライアントから喜ばれることもあります。
初心者からWebライターを始めるには?
Webライターのメリットやデメリットを知って落胆した人もいれば、実際に始めたいと思われた方もいるでしょう。
実際にやりたいと思っても「Webライターを始めるには何をすればいいの?」と悩んでいる人もいるかと思います。
初心者からWebライターを始める方法をわかりやすくまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてください。
>>>【初心者でもOK!】Webライターを始めるための5ステップ
まとめ
こちらの記事では、Webライターになるメリットとデメリットを5つ紹介しました。
Webライターは初めは単価が低く、地味な作業も多いので挫折しそうになることもあるでしょう。
しかし諦めず意欲的に取り組めば、必ず結果につながります。
この記事を参考に、一緒にWebライターとして働く方が増えれば幸いです。