Webライターが収入を増やすために学ぶべき資格5選|メリット・デメリットも解説

「Webライターに資格は必要?」
「どんな資格を学べばいい?」

このような疑問はありませんか。

Webライターになるために資格は不要ですが、読者にわかりやすい文章を書くことやSEO対策などさまざまなスキルが必要です。

資格を持たずに参入できることから、Webライターの数は年々増加しています。

そのため資格を取得することで、周りのWebライターとの差をつける必要があるでしょう。

そこでこの記事では、

  • Webライターに資格は必要?
  • 収入アップのためにWEBライターが学ぶべき資格
  • Webライターにおすすめの専門資格
  • Webライターが資格を獲得するメリット・デメリット
  • Webライター講座を選ぶポイント

について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

メディア監修 かみざと

沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。

【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出

 

Webライターに資格は必要?

結論、Webライターとして活動をするために資格はいりません

ですが、収入を増やすためには資格を取得していた方が良いでしょう。

Webライターは資格がなくても参入できるので、ライバルが多いです。

そのため、実績や資格がないWebライターは案件の獲得が難しくなる可能性もあります。

 

記事を執筆するにあたり、読者にわかりやすい文章を書くことやSEO対策などさまざまなスキルが必要です。

資格を取得していれば、クライアントにスキルがあることを証明できます。

資格があると周りのWebライターと差別化できるので、案件を獲得しやすくなるでしょう。

 

収入アップのためにWebライターが学ぶべき資格5選

「資格を持っていた方がいいことはわかったけど、何を学べばいいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。

Webライターが学ぶべき資格は、以下の5つです。

  1. Webライティング技能検定
  2. Webライティング能力検定
  3. SEO検定
  4. ビジネス著作権検定
  5. 文章読解・作成能力検定

それぞれ詳しく解説するので、収入を上げたい方はぜひ参考にしてください。

 

1.Webライティング技能検定

引用:Webライティング技能検定

Webライティング技能検定は、日本クラウドソーシング検定(CPAJ)が運営している資格です。

Webライティング技能検定に合格すると、クラウドソーシング内での収入アップや良い案件の紹介などが見込めます。

例えば、ランサーズではクライアントに対し資格取得者を運営側から紹介します。

運営側から紹介されるため、資格取得者の信頼度が増して、案件の受注率がアップするのです。

 

さらに検定の内容を学ぶことで、基礎的なライティングスキルを高められるのでWebライターとしての自信がつくでしょう。

試験はWeb上で月に1回行われているので、会場まで足を運ぶ必要がありません。

地方に住んでいる方でも受験しやすいというメリットがあります。

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 47.1%
受験費用 講座:32,000円
合格証:3,000円
受験料:6,000円
合計:41,000円
試験内容 選択問題50問
記述問題4問
試験時間90分

注意点としては、試験前に有料講座を受講することが条件となっています。

クラウドソーシング内での収入アップを考えている方は、ぜひチャレンジしてみてください。

 

2.Webライティング能力検定

引用:Webライティング能力検定

Webライティング能力検定は、一般社団法人日本Webライティング協会が提供している試験です。

Webライティング能力検定を受けるメリットは、下記のようなものがあります。

  • ネットの知識がつく(ネット上の倫理・法律・炎上対策・著作権侵害など)
  • 就活でのアピールになる
  • Webライティングの基礎が学べる
  • 仕事を紹介してもらえることがある

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 1級:25〜30%
受験費用 合計:19,800円(学生は半額)
(YouTube講座:6,300円 受験料:13,500円)
試験内容 1.国語:12点満点
2.Webライティング:12点満点
3.コピーライティング・メールライティング:16点満点
4.SEO:16点満点
5.倫理・法律・炎上対策:16点満点
6.ミニ論文(200〜300文字):16点満点満点:88点 制限時間:90分88〜80点:1級合格
79〜70点:2級合格
69〜53点:3級合格
52点以下:不合格

上記のメリットや費用などを考慮した上で、資格にチャレンジするか検討されてみてください。

 

3.SEO検定

引用:SEO検定

SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が主催している検定試験です。

SEO検定について話す前に「そもそもSEOが何かわからない」という人もいると思うので、解説します。

SEOとは、GoogleやYahooなどのサイトでキーワードを検索した際に、自分たちのサイトやブログなどを上位に表示させる施策のことです。

 

なので、自社サイトが上位に表示されるためにはSEO対策が必要になります。

自社サイトが上位に表示されないと、見てもらえず集客ができません。

そこで、SEO検定の知識が活きてきます。

SEO検定の資格を取得するメリットは、下記のようなものがあります。

  • 各企業の自社サイトの集客につながる
  • 最新のSEO知識が学べる
  • 企業にSEOの知識があることのアピールになる(就職活動に有利になる)
  • SEOツールの使い方を学べる

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 2021年度
1級:70%
2級:63%
3級:68%
4級:81%
受験費用    受講料  受験料
1級:22,000円  8,800円
2級:19,800円  6,600円
3級:15,400円  5,500円
4級:13,200円  5,500円

 

4.ビジネス著作権検定

引用:ビジネス著作権検定

インターネットの普及によって、動画や音楽など多くの作品がネット上に公開されています。

ネット上に公開されている情報は誰でも閲覧可能なので「知らずに著作権を侵していた」ということもあるのです。

著作権が侵害された場合、1,000万円以下の罰金を支払わなければならないこともあります。

 

なのでビジネス著作権検定について学び、著作権に関する正しい知識や判断力をつけてみても良いでしょう。

ビジネス著作権検定を学ぶメリットは、下記のようなものがあります。

  • 著作権侵害の防止ができる
  • 就活の際に著作権についての知識があることのアピールになる
  • 上級に合格することで国家資格(知的財産管理技能検定)の受験資格が得られる

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 61.3%(2021年度平均合格率)
受験費用 初級:5,100円
上級:8,000円
試験内容 ■初級
多肢選択式 30問:60分
・著作権に関する基礎的な知識
・著作権法および関連する法令に関する基礎的知識
・インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識。

■上級
多肢選択式 40問:90分
・著作権に関する基礎的な知識
・著作権法および法令に関する基礎的知識
・インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識、および応用力について

 

5.文章読解・作成能力検定

引用:文章読解・作成能力検定

文章読解・作成能力検定は、わかりやすい文章を書くことや文章を読み解く力を身につけるための試験です。

商品を売りたいクライアントにとって、文章力のある人材は欠かせません。

わかりづらい文章を書いていては、商品の購入につながらないからです。

なので、文章力のある人を探しているクライアントは多いでしょう。

 

他にも文章読解・作成能力検定を受けるメリットは、下記のようなものがあります。

  • 読解力や文章作成力が向上することで仕事の効率が良くなる
  • メールや報告書などのコミュニケーションの負担が減る
  • プレゼンテーション力の向上(文章を用いてわかりやすい表現が可能)

 

合格率や費用などは下記のとおり。

合格率 61.3%(2021年度平均合格率)
受験費用 2級:4,000円 準2級:3,000円
3級:3,000円 4級2,000円
試験内容 2級:複数選択式(記述式)試験時間90分
準2級:四肢択一式(記述式) 試験時間60分
3級:三・四肢択一式(記述式) 試験時間60分
4級:三・四肢択一式(記述式) 試験時間60分
合格基準 各級:70%程度以上の得点で合格

 

Webライターにおすすめの専門資格3選

Webライターの仕事に慣れたら、専門資格を取得することもおすすめです。

なかでも、お金や健康に関する分野は多くの人が興味を持っています。

そのため、専門資格を持っていると案件獲得につながりやすいのです。

おすすめの専門資格は以下の3つ。

  1. FP技能検定
  2. 宅地建物取引士
  3. 薬機法管理者資格

順にお伝えします。

 

1.FP技能検定

FP技能検定は税金や保険のことを学び、ライフプランの設計を行う専門家になるための資格です。

FPの資格を取得すると、主に6つの分野の知識が得られます。

  • ライフプランニングと資金計画
  • 貯蓄や株式などの金融資産運用
  • タックスプランニング(無駄な税金を払わないための計画)
  • リスク管理(保険についての知識)
  • 不動産(不動産の法律や税金などに関する知識)
  • 相続・事業承継

上記の知識を得ることで、お金に関する記事の執筆が行えるようになります。

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 1級:実技試験99.0%(2022年9月)
2級:学科試験42.16%、実技試験56.55%(2022年9月)
3級:学科試験80.78%、実技試験84.44%(2022年9月)
受験費用 1級:学科8,900円 実技20,000円 合計28,900円
2級:学科4,200円 実技4,500円  合計8,700円
3級:学科3,000円 実技3,000円  合計6,000円

 

クラウドワークスで「FP ライター」と検索すると下記の案件がありました。

引用:クラウドワークス

初心者Webライターの平均文字単価は0.5円〜1円です。

FPの資格を取得することで、2円〜3円以上の高単価の案件を得られることもあるでしょう。

Webライターで高い報酬を得たい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

 

2.宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建)は、不動産取引を公正に行うための資格です。

宅建の資格を取得することで、不動産に関する法律や税金などの知識が得られます。

Webライターが宅建の知識を活かす記事の種類は、下記のとおり。

  • 宅建資格の勉強法
  • 不動産に関連する税金
  • 相続
  • 住宅ローン
  • 不動産売買

 

クラウドワークスで「Webライター 宅建」で検索すると下記の案件がありました。

引用:クラウドワークス

このことから宅建の資格を取得している方も、高単価な案件が得られやすいことがわかります。

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 17.0%(令和4年度) 参考:一般財団法人不動産適正取引推進機構
受験費用 受験料:8,200円
登録講習費用:15,000円〜20,000円程度(講習を受けると5問免除)

先程のFP資格と比べると合格率が17.0%と低く、取得がむずかしいです。

宅建の資格を取得するメリットを考えて、チャレンジすると良いでしょう。

 

3.薬機法管理者資格

薬機法管理者資格は、厚生労働省が定める薬機法に基づいて医薬品・医療機器の安全性や品質を守るための知識を得た人に与えられる資格です。

薬機法のことを知らないと、医薬品などの広告を作成する際に法を侵す可能性もあります。

そのため、薬機法管理者資格を取得しているWebライターは案件を獲得しやすくなるのです。

 

薬機法管理者資格を取得して得られる知識は、下記のようなものがあります。

  • 薬機法に関すること
  • 医薬品や医療機器の品質管理の知識
  • 医薬品の効能や作用について

クラウドワークスで「Webライター 薬機法」で検索すると下記の案件がありました。

引用:クラウドワークス

 

合格率や費用は下記のとおり。

合格率 非公開
受験費用 薬機法管理者講座:59,800円(受験資格を得るために講座を受ける必要があります)
受験料:30,000円

講座と受験料を合わせると89,800円となっており、決して安い費用ではありません。

ですが、得られる知識とWebライターとしての収入が上がることを考えると取得して損はないでしょう。

 

資格選びに失敗しないための3つのポイント

「資格を取得したい!」と考えている方もいるでしょう。

ですが、資格選びには失敗したくないですよね。

資格選びに失敗しないためのポイントは以下の3つ。

  1. 資格を取得する目的を明確にする
  2. 資格を取得するメリットを確認する
  3. 試験の内容を把握する

順にお伝えします。

 

1.資格を取得する目的を明確にする

資格にチャレンジするのであれば、目的を明確にする必要があります。

目的を明確にしないと、資格の勉強に意欲が湧かず受験に失敗することもあるからです。

「知識を増やしたい」「収入を上げたい」など、目的は人それぞれあるかと思います。

目的を明確にして、資格にチャレンジしましょう。

 

2.資格を取得するメリットを確認する

資格を取得するメリットを知ることも、資格選びに失敗しないポイントのひとつです。

資格の取得には、時間やお金がかかります。

資格を取得するのであればメリットを知り、費やす時間やお金に見合うのかを考えることも必要です。

メリットを知らないと、無駄な時間やお金をかけることもあります。

資格選びに失敗しないためにも、メリットを確認しましょう。

 

3.試験の内容を把握する

試験の内容を把握することも重要です。

内容を知ることで、試験に費やす時間や学べることなどがわかります。

その内容でも「自分のプラスになる」と思えるのであれば資格にチャレンジすると良いでしょう。

 

また試験の内容を知ることで、勉強の計画を立てることができます。

計画を立てずに勉強するのとしないのとでは、合格率も変わるでしょう。

なので、試験の内容を把握してから資格を選ぶことをおすすめします。

 

Webライターが資格を獲得する3つのメリット

Webライターが資格を獲得するメリットは以下の3つ。

  1. Webライターとしての自信がつく
  2. 案件獲得が楽になる
  3. スキルアップする

順にお伝えします。

 

1.Webライターとしての自信がつく

資格を取得すると、Webライターとしての自信がつきます。

資格を取得するには、努力が必要です。

努力をして得た知識は、プロのライターとしての自信につながるでしょう。

初心者Webライターの時は知識が乏しく、自信を持てない方も多いです。

 

ですが資格を取得すると、今までより知識が増えたことの証明になるため自信を持てるのです。

自信がない間は、仕事が楽しく感じられないこともあるでしょう。

しかし自信がつくことで、Webライターの仕事も楽しくなると思いますよ。

 

2.案件獲得が楽になる

資格を持っていると、案件の獲得が楽になることがあります。

例えば専門資格を必要とする案件は他の案件と比べると、競争相手が少なく案件を獲得しやすいです。

また初心者Webライターのうちは、実績となる記事がほとんどありません。

 

クライアントは、実績を見て依頼をするか判断しています。

なので、実績がないWebライターは案件獲得に不利です。

ですが資格を持っていると、実績の証明になり信頼性が増すので案件の獲得率もアップするでしょう。

 

3.スキルアップする

最後のメリットは、スキルアップができることです。

資格の勉強をすることで、SEOや文章作成などのスキルが身につきます。

スキルがついてくると、Webライターとしての自信にもつながるでしょう。

 

資格の内容によっては、Webライター以外でも活かせるスキルもあります。

自己成長のためにも、資格にチャレンジしてスキルアップをしてみてはいかがでしょうか。

 

Webライターが資格を獲得する2つのデメリット

資格を獲得するデメリットは、下記の2つです。

  1. コストがかかる
  2. 時間がかかる

デメリットを知って、資格を取得する判断の材料にしてみてください。

 

1.コストがかかる

資格試験には、受験料や参考書などの費用がかかります。

さらには、試験会場への移動費や宿泊費などがかかることもあるでしょう。

受験料や移動費などが、収入に比べて負担が大きいこともあるので注意が必要です。

コストをなるべく抑えたい方は、移動費がかからないWeb受験可能の資格がおすすめですよ。

 

2.時間がかかる

資格試験の勉強や受験には、時間がかかります。

その時間を作るために、仕事やプライベートの時間を削ることも必要です。

時間を削ってまで取得した資格が、役に立たなかったらショックですよね。

本当にその資格が、自分の時間を削ってまで必要な物かをじっくり考えましょう。

 

Webライター講座を選ぶポイント

資格を持っているだけで、良い記事が書けるとは限りません。

記事の執筆をするのであれば、Webライターの知識も必要だからです。

例えば、専門的な内容の記事執筆を行うとします。

どんなに専門的な情報を書いていても、わかりづらい文章だと相手に読んでもらえないこともあります。

 

なので、Webライターの知識も必要です。

Webライターのことは独学でも学べますが、時間や労力がかかります。

ですが、Webライター講座で学べば時間や労力を圧倒的に短縮できるのです。

下記の記事で、Webライター講座を選ぶポイントについて詳しく解説しているのでぜひ参考にされてみてください。

>>【失敗しない!】Webライター講座を選ぶポイントを5つ紹介

 

まとめ

引用:やんばるエキスパート | かみざと のんびり月商500万

この記事では、Webライターが収入を増やすために学ぶべき資格について解説しました。

Webライターが収入を増やすために学ぶべき資格は、以下の5つ。

  1. Webライティング技能検定
  2. Webライティング能力検定
  3. SEO検定
  4. ビジネス著作権検定
  5. 文章読解・作成能力検定

資格を取得するメリットは、収入が増えるだけではありません。

スキルアップや案件獲得につながることなどがあります。

 

この記事を読んで、資格を取得することの参考になれば幸いです。

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