「Webライターの月収はいくら？」
「Webライター初心者が稼ぐためにはどうすればいい？」
このように考えている方も多いのではないでしょうか？
Webライターの月収は、人によって大きく異なります。
月収30万円を稼ぐ人もいれば、月収5万円以下の方もいるようです。
さらに、働き方によっても月収は異なります。
自分が求める働き方だと、どれぐらいの収入になるのかは知っておくべきでしょう。
この記事では、
- 働き方別のWebライターの収入
- Webライターが初心者でも稼げる理由
- Webライター初心者が月収を上げる方法
- Webライターとしてキャリアアップする方法
について紹介します。
この記事を読むとWebライターの月収や稼ぐ方法を知ることができるので、Webライターに挑戦するための一歩を踏み出しやすくなるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
Webライターの収入はどれくらい？働き方別に解説
Webライターの収入は、働き方によって大きく異なります。
自分が求める働き方で、いくら稼げるのかは気になるところでしょう。
そこで、働き方別に収入をまとめました。
ぜひ、参考にされてみてください。
会社員Webライターの場合
求人ボックスによると、会社員Webライターの平均年収は約448万円です。（2023年4月3日時点）
月収で換算すると、約37万円。
日本の平均年収は約443万円となっているので、ライターの方が平均より5万円高いことがわかります。（参考：国税庁 民間給与実態統計調査）
このことからも、Webライターは年収が高い職種のひとつと言えるでしょう。
地域によってもWebライターの平均年収が異なるので、自分の住む場所がいくらなのかを確認されてみてください。
フリーランスWebライターの場合
フリーランス白書2019によると、フリーランスWebライターの平均年収は260万円〜550万円です。
月収に換算すると、約22万円〜46万円になります。
年収に対する割合は、下記のとおり。
| 年収 | 割合 |
| 200万円未満 | 32.0% |
| 200〜400万円未満 | 26.9% |
| 400〜600万円未満 | 21.5% |
| 600〜800万円未満 | 8.2% |
| 800〜1,000万円未満 | 5.5% |
| 1,000〜1,200万円未満 | 2.3% |
表を見ると、年収600万円を超える割合が少ないことがわかります。
このことから「Webライターは稼げない」と思う方もいるでしょう。
しかし、このデータは短時間労働の人も含まれるため、フルタイムに限定すると割合も上がると考えられます。
副業Webライターの場合
続いては、副業Webライターの収入です。
PRTIMESによると、副業Webライターの平均月収は18,846円となっています。（調査期間：2022年12月26日～2023年1月9日）
さらに3万円以上稼ぐ人は、13.8%と1割程度です。
あくまでも副業であるため「お小遣い程度稼げればいい」という方も多いのでしょう。
Webライターは場所や時間にとらわれないため、本業だけでは収入が足りないという方にはおすすめですよ。
初心者Webライターの場合
最後は、初心者Webライターの収入です。
未経験でWebライターに挑戦する場合、文字単価の目安は0.5円〜1円程度になります。
なので、文字単価0.5円で3,000文字を月に20記事行ったとしても6万円です。
また初心者のうちは、3,000文字の記事を書くのに修正まで含めて5日かかることもあります。
時給に換算すると、数百円になることも多く「Webライターは稼げない」と諦める人が多いのです。
ですが、スキルや営業力を磨くと初心者でも月収10万円以上を目指すことが可能なので、常に向上心を持って取り組みましょう。
Webライターが初心者でも稼げる3つの理由とは？
Webライターを始めたいけど、初心者でも稼げるかは気になるところ。
結論、Webライターは初心者でも稼げます。
Webライターが稼げる理由は、以下の3つです。
- Webライターが足りていない
- テキストを必要とするコンテンツが豊富にある
- スキルを磨くことで収入が上がる
順にお伝えします。
1.Webライターが足りていない
Webライターは新型コロナウイルスの影響により、在宅でできる仕事として人気を集めています。
そのことから「Webライターは飽和している」と思う方もいるでしょう。
しかし、Webライターは人手が足りていません。
理由はインターネットの普及により、文章を通して情報発信を行う機会が増加しているからです。
例えば、SNSは個人が自分の考えや情報を発信するための手段として利用されています。
SNSのコンテンツに読者がコメントをしたり、シェアしたりすることも可能です。
他にもブログや企業サイトなどでも、文章を通して情報発信を行う機会が増加しているのでWebライターは人手不足となっています。
引用：クラウドワークス
また求人サービスのクラウドワークスでは、ライターの仕事が1,715件に対して本気で活動しているプロクラウドワーカーは513名です。
このことからも、Webライターが不足していることがわかると思います。
需要があるのに人手不足なため、Webライターを本気でやれば稼げるのです。
2.テキストを必要とするコンテンツが豊富にある
初心者が稼げる理由の2つ目は、テキストを必要とするコンテンツが豊富にあることです。
テキストを必要とするコンテンツは、以下のとおり。
- SEO記事
- ランディングページ（商品紹介ページ）
- YouTubeの台本
- SNSの投稿
- ブログ記事
- ニュース記事
- ダイレクトメール（DM）
他にも多数、テキストを必要とするコンテンツがあります。
また、最近は企業だけでなく個人で発信する人も増えているのでテキストの需要が高いです。
そのため、ユーザーが求めることを書けるWebライターは仕事に困らないでしょう。
3.スキルを磨くことで収入が上がる
続いての理由は、スキルを磨くことで収入が上がるからです。
Web上でのトレンドは常に変化しており、新しい知識やスキルの習得が求められます。
なので最新の情報を知り、需要に応じたスキルを磨くことで良質なコンテンツを提供できるようになるのです。
「需要に応じたスキルはどのようなものがあるの？」と気になる方もいると思います。
例えば、SEO対策は需要に応じたスキルのひとつです。
SEO対策では、Googleなどのサイトで上位に表示されるようにキーワードの選定や見出しの作成を行います。
サイトの上位に表示されると閲覧するユーザーが増加するため、商品の購買につながるのです。
なので、スキルを磨き続けているライターは重宝されて稼ぐことができます。
Webライター初心者が月収を上げる5つの方法
先程の項で、Webライター初心者でも稼げることがわかったと思います。
ですが「どうすれば収入を上げられるの？」と疑問に感じる方もいるでしょう。
Webライターが月収を上げる方法は、下記のようなものがあります。
- ニッチなジャンルに絞って得意分野を作る
- クラウドソーシングサイトを活用して仕事を探す
- SNSを活用して集客を行う
- 交渉のコツをマスターしてスキルに見合った報酬を得る
- Webライター講座を活用する
それぞれ詳しく解説するので、自分に合った方法を試してみてください。
1.ニッチなジャンルに絞って得意分野を作る
月収を上げる1つ目の方法は、ニッチなジャンルに絞ることです。
ニッチなジャンルとは、書く人が少ないマニアックなジャンルの記事のことです。
「なんでニッチなジャンルに絞ると月収が上がるの？」と気になる人もいるでしょう。
月収が上がる理由は、ニッチなジャンルに興味がある人は熱心な人が多いからです。
例えば、病気についての対処法を執筆することができるとします。
病気に悩んでいる方は一刻も早く正しい情報が欲しいので、一般的な分野よりも熱心な人が多いのです。
さらに、ニッチなジャンルを書けると競合が少ないので多くの人に読まれます。
記事のアクセス数が増えることで、クライアントからの信頼が増すため単価交渉が行いやすくなるのです。
その結果、月収アップにもつながります。
おすすめのジャンルは、以下の5つです。
- 医療・健康系
- 仮想通貨
- 不動産
- 転職
- 金融・投資
収入を増やしたい方は、ぜひ上記のジャンルを学んでチャレンジしてみてください。
ちなみにニッチなジャンルは信頼できる情報が求められるので、資格を持っていた方が案件の依頼をされやすいですよ。
2.クラウドソーシングサイトを活用して仕事を探す
クラウドソーシングサイトを活用することも、収入を増やすひとつの手です。
引用：クラウドワークス
クラウドワークスには、Webライターの案件が 3,804件ありました。
初心者のうちは安い案件から始めることになりますが、実力がついてくると高単価な案件を選択できます。
クラウドソーシングに挑戦したい方は、クラウドワークスへの登録方法を詳しくまとめた記事があるのでこちらを参考にされてみてください。
>>初めてのフリーランスWebライター必見！5つのポイントと稼ぎ方のコツ
3.SNSを活用して集客を行う
SNSは、情報を見たユーザーからフォロワーへと情報が拡散される仕組みが整っています。
そのため、新製品やキャンペーンなどの情報を効果的に拡散し、多くのユーザーへと届けることが可能です。
さらにSNSでは、Webライターの案件を募集している方もいます。
Twitterで「#Webライター募集」と検索して、募集されている案件でマッチするものがあれば、DMを送ってみるのもおすすめ。
SNS上での競争は激しいですが、採用されてクライアントから信頼が得られると継続して案件をもらえることもあるでしょう。
4.交渉のコツをマスターしてスキルに見合った報酬を得る
ある程度スキルが身についたら、単価交渉をすることをおすすめします。
「単価を上げて欲しいなんて言いづらいよ」と思う方もいるでしょう。
ですが、いつまでも低単価で働いていてもツラいので思い切って交渉をすることも必要です。
単価交渉に失敗しないためのポイントは、以下の5つ。
- 謙虚な姿勢でお願いする
- 率直に単価を上げてほしいことを伝える
- 単価を上げてほしい理由を具体的に伝える
- 単価を上げることで得られるメリットを提示する（例：アイキャッチ画像を作成する）
- いきなり高額な単価交渉はしない（1文字あたり0.5円以下の交渉をおすすめします）
単価交渉の例文は下記のとおり。
今月も継続のご依頼をしていただき、ありがとうございます。
突然のお願いで申し訳ないのですが、ご依頼の内容につきまして一点ご相談があります。
ご依頼をお引き受けするにあたって、文字単価を上げていただくことはむずかしいでしょうか。
私としても、〇〇様と継続して仕事をしたいと考えておりますが、作業量と単価を考えますと、現在の単価では厳しいです。
つきましては、つぎの内容でご検討いただけないでしょうか。
現在：文字数3,000文字 文字単価0.5円→1記事1,500円（税別・手数料別）
↓
提案：文字数3,000文字 文字単価1円→1記事3,000円（税別・手数料別
私の一方的な都合でお願いをしてしまい、誠に申し訳ありません。
もし単価をアップしていただければ、アイキャッチ画像の作成も可能です。
どうぞご検討のほど、よろしくお願いいたします。
上記のポイントを参考にして、単価交渉にチャレンジしてみてください。
5.Webライター講座を活用する
収入を上げるためには、スキルアップが必須です。
独学でもスキルアップは可能ですが、時間がかかることもあります。
短期間でスキルアップをしたいのであれば、Webライター講座を受講すると良いでしょう。
ですがWebライター講座は多数あるので、失敗しないためにもこちらの記事を参考にしてください。
>>【失敗しない！】Webライター講座を選ぶポイントを5つ紹介
Webライターとしてキャリアアップをする2つの方法
Webライターの仕事に慣れてきたら、キャリアアップをすることをおすすめします。
Webライターとしてキャリアアップをする方法は、下記のとおり。
- 経験を積んでスキルアップをすることで仕事の幅を広げる
- Webライターとして実績を作りディレクターに挑戦する
順にお伝えします。
1.経験を積んでスキルアップをすることで仕事の幅を広げる
Webライターとして経験を積めると、仕事の幅を広げることも視野に入れましょう。
Webライターの仕事は、情報収集やデータ分析を行うこともあります。
そのため得た知識を活かして、Webマーケターにキャリアアップも可能です。
Webマーケターは、サイトの調査や分析をして問題点を引き出し、改善策をクライアントに提供します。
そのため、Webライターとして培った情報収集力やSEO対策の知識が役に立つのです。
他にも、Webライターとしての経験を活かしてライティング講師や編集者などを目指す人もいます。
自分に合った仕事に、チャレンジされてみてください。
2.Webライターとして実績を作りディレクターに挑戦する
Webライターとして実績が増えてきたら、ディレクターに挑戦するのもひとつの手です。
Webディレクターの仕事は、Webサイトの企画や運営などを担当します。
また、クライアントとのやり取りや誤字・脱字のチェックなども行うので、ライターとして培った経験を活かせるでしょう。
Webディレクターを目指す方は、こちらの記事を参考にしてください
>>【未経験OK】Webディレクターになる方法とは？必要な3つのスキルや経験談も紹介！
まとめ
引用：やんばるエキスパート | かみざと_のんびり月商500万
この記事では、Webライターの月収や初心者が稼ぐ方法について解説しました。
働き方別のWebライター月収は、下記のとおり。
- 会社員Webライター：約37万円
- フリーランスWebライター：約21.6万円〜45.8万円
- 副業Webライター：約1.9万円
上記の月収は、あくまでも平均です。
本気で取り組めば、平均以上の収入を得ることも出来ます。
収入を増やすためにも、こちらの記事を参考にしていただけると幸いです。
またかみざとのLINEでは、月商50万円のWebライターになる方法をまとめた教材がゲットできるので、ぜひ無料登録されてみてください。
