「沖縄での生活が想像よりつらい…」
「移住者のリアルな声がききたい!」
沖縄が好きで移住したけど、生活にうまく馴染めなくて辛いと感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
せっかく沖縄に移住したのに、ストレスを抱えて生活したくないですよね。
そこで、この記事では移住者が思う沖縄移住が辛いと感じる理由を紹介します!
この記事を読むと、沖縄移住を楽しむための対策や、移住を楽しめる人の特徴も分かりますので「沖縄での生活がつらい」「沖縄移住を検討している」という方はぜひご覧ください。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
沖縄移住者の現実とは?
沖縄移住の現実は、そう甘くありません。
沖縄に移住したナイチャー(内地の人)のほとんどが3年以内に沖縄を出ていってしまうと言われています。
実際に、総務省が出した2021年度の「住民基本台帳人口移動報告」では、転入者数26,844人に対し、転出者数が27,051人と、転出者数のほうが多くなるという結果がでています。
日常や都会の生活に疲れて「沖縄でのんびり生活したい」と思い移住したものの、現実の厳しさに耐えきれず帰ってしまう人が大半です。
沖縄移住が辛いと感じる理由5選
沖縄移住者が「つらい…」と感じる理由を、下記5つから紹介します。
- 給料が安く、物価が高い
- カビに悩まされる
- 娯楽が少ない
- 食事が合わない
- 友だちができない
筆者の体験談も踏まえた上で、それぞれ紹介していきますので「移住者のリアルな声が知りたい」という方はぜひご覧ください。
1.給料が安く、物価が高い
移住者が沖縄を離れてしまう主な理由は「給料が安い」ことが挙げられます。
厚生労働省による調査では、東京都で働く労働者の平均賃金364,200円に対し、沖縄県では250,800円と、大幅に賃金が低くなっていることがわかります。(参照:令和3年賃金構造基本統計調査)
私も残業20時間で手取り13万円の会社で勤めた経験があり、給料の安さは身をもって体験しました。
さらに賃金の低さと反比例するかのように、物価は高いです。
スーパーで売られている食材の値段が、ほぼコンビニと変わらないということもよくあります。
地元の人々もお互いに助け合って生活しているので、沖縄に知り合いがいない移住者だと贅沢な暮らしは難しいでしょう。
2.カビに悩まされる
沖縄は、高温多湿の亜熱帯気候です。
そのため、放っておくとすぐにカビが発生してしまいます。
移住者に話を聞くと、クローゼットの服にすぐカビが生えてしまうため、1年ごとに買い替えているとのことでした。
私も1年中エアコンの除湿機能はオンにして、さらに除湿機を3台設置しカビ対策をしています。
スーパーやドラッグストアなどには必ず除湿剤が売っているので「カビに悩みたくない」という方は、除湿機や除湿剤を使ってしっかり対策をしましょう。
3.娯楽が少ない
沖縄の娯楽施設は、都会のように多くはありません。
沖縄に住んでいていても、インドアな生活をしている人は多いです。
那覇や浦添市などの南部に住むと、巨大ショッピングモールやカラオケ店が多数ありますが、北部に住むと娯楽施設は少なくなります。
そのため、私も移住してからは、休日に外に遊びに行くことがほとんどなくなりました。
海や植物などの自然が好きな方には沖縄はぴったりですが、娯楽施設で遊ぶことやショッピングが好きな方にとっては、少し物足りなさを感じる環境ではないでしょうか。
4.食事が合わない
移住者からは「沖縄の食事が口に合わない」という声もあります。
例えば沖縄では、ヤギ汁やてびち(豚の足)、泡盛にとうがらしを漬け込んだコーレーグスという調味料など、クセのある食材や調味料を使った料理が多いです。
そのため、人によっては好き嫌いがはっきりしてしまうかもしれません。
また「飲食店のレベルが本土の方が高い」という人もいます。
米軍基地がある影響で、本格的なステーキやハンバーガーを取り扱っているお店は多いですが、ラーメンやうどん、和食などが美味しいお店は少ないです。
私も移住してからは、チェーン店以外のお店で外食することがほぼなくなりました。
クセの強い料理が苦手、自炊をあまりしないという方には合わないかもしれません。
5.友達ができない
沖縄では、友達作りに苦戦します。
というのも、沖縄の人は昔からのコミュニティを大切にしているため、新しい人間関係を作ることに抵抗感を持つ方が多いからです。
マンションやアパートに住むと、近所同士の付き合いがほぼないので、移住してから友達ができずに孤独感を感じる人も少なくありません。
おすすめは無理して沖縄の人と仲良くなろうとせず、移住者同士で仲良くなることです。
移住者同士のコミュニティや交流会に参加すると、同じような悩みをもっている方と会えるので仲良くなりやすいです。
私も、移住してから1年半ほど友達ができなかったのですが、ヤンバルスペースでIT系の仕事をしている移住者の方々と交流し、友達や知り合いができました。
孤独で辛くなってしまう前に、どんどん交流して友達をつくっていきましょう。
沖縄移住が辛いと感じないための対策3つ
沖縄での移住生活を楽しいものにするためにできることを、下記の3つから紹介します。
- 短期移住してみる
- 移住前に知り合いをつくる
- ITを使った仕事をする
今からできることもあるので、ぜひ参考にされてみてください。
1.短期移住してみる
「想像よりも生活が大変だった」と思わないために、短期で移住してみることをおすすめします。
ネットや本などで情報を知ることはできますが、やはり現地で住んでみないと分からないことが多いです。
実際に私も、移住してから沖縄の人の運転が想像以上に荒いということや水が自分の肌に合わないということを知りました。
住んでみた人にしか分からない暮らしにくさや人の雰囲気もあるので、移住後のギャップをなくすためにも、お試しで短期移住をしてみましょう。
2.移住前に知り合いをつくる
移住前に、すでに沖縄に住んでいる知り合いをつくりましょう。
移住者の先輩と知り合うことで、沖縄移住で気をつけることや、メリット・デメリットなどのリアルな情報を知ることができます。
移住者の知り合いをつくる主な方法は下記の2つです。
- SNSで連絡を送る
- 地方自治体や団体に紹介してもらう
また、移住前に繋がりをつくっておくと、移住後の孤独感や人間関係で悩むことがなくなります。
知り合いをたくさんつくって、沖縄移住後の生活を楽しみましょう。
3. ITを使った仕事をする
沖縄の企業で就職するとなると「給料の安さ」は避けられません。
また、正社員雇用はほとんどなく、資格が必要な専門職であっても東京並みの給料をもらうのは難しいです。
そこで沖縄移住者におすすめしたいのは、下記のようなITを使った仕事です。
- Webライター
- Webデザイナー
- プログラマー
- 動画編集者
- Webマーケター
ITを活用すれば、沖縄にいながら東京価格で収入を得ることもできます。
特におすすめの仕事は、Webライターです。
デザイナーやプログラマーのように、専門的な知識がなくてもできるので、今すぐにでも始めることができます。
また、ITを使った仕事に就くと、職場の近くに部屋を借りる必要がないので、すぐ近くに海があるリゾート地で仕事をするなんてこともできますよ。
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沖縄移住を楽しめる人の特徴
最後に、沖縄移住を楽しめる人の特徴を下記3つから紹介します。
- 自然が好きな人
- 生活にお金をかけない人
- 行動力がある人
それぞれ解説していきますので、自身がこの特徴に当てはまっているかどうかチェックしてみてください。
自然が好きな人
沖縄移住を楽しんでいる人は、自然好きな人が多いです。
沖縄は娯楽施設が少ないため、都会的な遊びはあまりできません。
しかし、釣りやシュノーケリング、ハイキングといった自然を活用した遊びが好きな人なら、沖縄の環境に飽きずに楽しむことができます。
また、遊ぶだけでなく、自分で農地を借りて農作物を育てて副収入を得ることもできるので、自然が好きな方にはうってつけの環境ではないでしょうか。
生活にお金をかけない人
この記事で何度もお伝えしている通り、沖縄では給料が安く、物価が高いです。
そのため、できる限り生活費を抑えないと生活は苦しくなってしまいます。
- 毎日コンビニスイーツを買ってしまう
- めったに自炊しない
- 趣味にお金がかかる
- 買い物が好き
上記のような生活をしている人は、移住後にお金に悩まされることになるかもしれません。
激安スーパーやフリーマーケットを活用するなど、生活にお金をかけずに、ある程度の節約を楽しめる人であれば、沖縄移住を満喫することができるのではないでしょうか。
行動力がある人
沖縄移住を楽しむためには、行動力も必要です。
残念ながら、自分から行動しないと誰も助けてはくれません。
行動しなかった結果「沖縄は自分には合っていなかった」「移住しなければよかった」という結論にいたってしまうことも。
そうならないためにも、例えば「友達がいなくて孤独を感じている」ときは、人と知り合えるコミュニティやボランティアに参加してみるといった行動につなげていきましょう。
今、悩んでいることも探せば意外と解決策はあるので、行動力をつけて沖縄移住を楽しみましょう。
まとめ
この記事では、沖縄移住が辛いと感じる理由やその対策、移住を楽しめる人の特徴まで細かく解説しました。
結論として、沖縄移住の現実は甘くはありません。
しかし、きちんと対策すれば、沖縄で楽しい移住生活を送ることもできます。
私も、美しい自然がすぐ近くにある沖縄で生活してみて、都会で感じるようなストレスはほとんどなくなりました。
沖縄移住がつらいと感じている方や移住をしてみたいと思っている方は、ぜひこの記事の内容を移住生活の参考にされてみてください。