「憧れの沖縄へ移住して、海を眺めながらゆとりのある暮らしを送りたい!」
「沖縄移住を実現したいけれど、続けられるか不安…」
青く澄んだ美しい海、豊かな緑があふれる大自然。
温暖な気候とゆったり流れる時間、温かく優しい雰囲気で迎えてくれる人々。
沖縄は旅先としてはもちろん、移住先としても人気のある地域です。
私は沖縄に移住して18年目を迎えますが、実際に沖縄は自然も文化も魅力にあふれるところで、居心地がよく本当に癒されます。
今回は、理想の沖縄移住を現実的なものにするために、前もって知っておいた方がよい情報、沖縄移住を後押ししてくれるさまざまな支援・補助金制度などについてお伝えします。
- 沖縄移住に向けてどのようなサポートがあるか知りたい人
- 沖縄に移住し、快適な暮らしを長く送りたいと思っている人
そんな方々に、特に読んでほしい内容ですので、ぜひご覧ください!
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
沖縄移住はこんなに魅力的
沖縄には、いわずと知れた美しい海だけでなく、世界自然遺産にも登録された豊かな森、きれいな清流や滝もあり、自然あふれる素晴らしい環境が身近にあります。
昨年、全国47都道府県の住民を対象におこなわれた民間シンクタンク「ブランド総合研究所」による調査では、4つある指標のうち沖縄は「定住意欲度」「幸福度」「愛着度」の3つで1位。
平均値としては3年連続の1位という快挙をなしとげました!
この結果は、沖縄で暮らすことに満足している人、沖縄が大好きな人が多いことを示しているといえます。
それだけ、沖縄は魅力にあふれる県だということでしょう。
沖縄移住のメリット
私は転勤のため沖縄へ移住し、あっという間に時が経ち今年で18年目を迎えました。
沖縄移住経験者として、また長く移住者として暮らしている立場から、声を大にしてみなさんへお伝えしたいのは「沖縄移住は本当におすすめ!」ということ。
例えば、次のようなメリットが挙げられます。
- 年中温暖な気候で過ごしやすく、花粉に悩まされない
- 海や森、川など美しい自然を満喫できる場所が多い
- 泳いだりバーベキューしたり、一日楽しんでも出費が少ない
- 車の渋滞以外の移動のストレスがない
- 文化的に貴重な名所や行事が多く、新たな発見や感動がある
他にも、挙げればキリがないくらい、沖縄は魅力であふれています。
沖縄移住のデメリット
次に、デメリットについて挙げてみましょう。
- 「身内、地域のつながり」が強すぎて移住者は疎外感を感じることもある
- 沖縄ならではの文化や風習、ルールでとまどうことがある
- 車社会なので、渋滞に巻き込まれやすい
- 湿気が高くて、梅雨の時期には「カビ」に悩まされる
- 所得、最低賃金が低く収入の面で厳しい上、物価も高いので支出も大きい
特に注目したいのは「所得と収入」。
移住には初期費用も必要ですし、収入源はしっかりと作っておきたいところです。
しかし、実際に沖縄で自分がしたい仕事、条件の良い仕事を見つけるのはかなり難しいでしょう。
理想とする沖縄ライフを実現させるためには、収入と支出をしっかりと想定した上で事前に移住計画を立て、実際に移り住んだ後に生活を続けられないという最悪のケースを避けることが大切です。
以上、沖縄移住のメリットとデメリットについて簡潔にまとめました。
次の記事で詳しく紹介されているので、興味のある方はぜひ読んでください!
>>実際どうなの?沖縄移住者2年目カップルが語るメリット・デメリット
>>「沖縄移住の闇」って本当にあるの?移住歴17年の筆者が語るリアルな沖縄
沖縄移住する前にやるべき5つのこと
沖縄移住を考えると、さまざまな不安がよぎります。
「移住先で、仕事は見つかるだろうか?」
「暮らしやすい環境を選べるだろうか?」
現実的に考えれば考えるほど、心配なことがたくさん思い浮かぶでしょう。
それらを解決するには、移住後の暮らしを明確にイメージできる情報収集や事前の準備が大切です!
ここでは沖縄移住を成功させるコツを、5つにまとめてご紹介します。
1.沖縄移住の情報を集める
旅や短期滞在で沖縄に行くことが可能なら良いのですが、実際は仕事や費用の問題でなかなかそうはいかない、という方が多いです。
その不安を解消し問題解決に導いてくれるのは、インターネットの活用。
沖縄移住や暮らしの情報など、SNSやブログで多くの情報が発信されています。
実際に沖縄に行かなくても、インターネット検索でさまざまな情報を集めて、沖縄の魅力を深く知り、移住に向けてのシミュレーションをしてみましょう。
2.具体的な移住計画を立てる
沖縄県に移住するときに、就職や住まいについての相談、支援が受けられます。
事前に情報を収集し、自分の理想に合った沖縄ライフ計画を立てる参考にしましょう。
沖縄県のサポート・移住支援
支援事業 | 支援内容 |
沖縄県キャリアセンター | 15歳から40代前半までの方の就職支援を主な目的とした沖縄県の関係機関。 |
ITキャリア沖縄 | ITエンジニア転職支援のサポート、IT業界の求人を掲載。 |
どのあたりに住むか、地域のことや特徴を調べた上でエリアを限定したら、各市町村の就労支援や求人について、また生活のサポートについてなど具体的に調べてみましょう。
各市町村が行う移住支援制度
支援事業 | 支援内容 |
おきなわ島ぐらし | 離島への移住体験ツアーや求人情報、空き家バンクなど住まいの情報が豊富に掲載されており、県外での移住相談会も実施している。 |
沖縄本島内や離島のある地域では、県外からの移住を検討している方に短期滞在での移住体験や就労サポートをしているところもあります。
実際に沖縄へ移住する前に、お試し移住をするのもいいですね!
3.安定した収入、仕事選び
移住を少しでも考えた方なら、沖縄での仕事探しが大変なこと、最低賃金や県民所得が全国最低基準にあり厳しい現状であることなどは、周知のことかもしれません。
実際に、非正規の職員・従業員率が全国ワースト1位である沖縄で、移住後に希望する職種や条件で働ける確率は、正直かなり低いといえます。
理想の沖縄暮らしを実現させるためには、収入と支出をしっかり想定した上で事前に移住計画を立てたり準備したりすることが大切です。
先に紹介したように、移住者に向けての県や各市町村のサポート体制、求人情報や就労支援など、さまざまな情報を集めて計画を立てられます。
また「ITスキル」を身につけることもおすすめです。
ITスキルには、プログラミングやセキュリティ関連など技術面のスキル、マネジメントやコンサルティングなどソフト面のスキルがあります。
ITスキルを身につけられれば、移住や転職の際に大きく役立つことが想定され、収入アップにもつながります。
さらなるメリットとしては、パソコン1台とネットワーク環境さえあればどこでも仕事ができるということ。
沖縄らしい南国の風景を見ながら、海や森に近い自然豊かな場所に住むことも選択肢に入れられるので、理想の沖縄移住暮らしを送ることも、夢ではありません。
4.住居・エリアを選ぶ
移住する上で大切なのが、住まいとエリア選び。
地域によって環境や雰囲気が大きく変わり、各市町村などで求人や就労サポートの条件なども違ってくるので、リサーチは徹底的に行いましょう。
とはいっても、実際に住む場所をどうやって決めたら良いのか、悩みますよね。
移住を本格的に実行する前に、実際に住むことを想定した上で2泊3日以上の滞在をし「旅」ではなく「暮らし」の視点で過ごしてみることをおすすめします。
移住後は、ご近所さんとの関係づくりも大切。
旅行や短期滞在の際に、住みたいエリアの地域行事やイベントへ参加し、雰囲気を見てみるのも良いでしょう。
5.沖縄移住のデメリットを解決する
「理想と現実は違った…」「こんなはずじゃなかった、帰りたい!」と移住を後悔しないために、デメリットの解決をしましょう。
湿気やカビなど気候や自然による現象は、なくすことはできませんが、住んでいればだんだんと慣れてくるものです。
掃除や換気など、対処法はたくさんあります。
沖縄ならではの文化や風習、ルールへのとまどい、また車社会による渋滞など、生活をする中で日常的に接することは、これも自然と慣れて覚えていくことでしょう。
県外との違い、沖縄ライフを楽しむ、という視点でゆとりを持って生活できるといいですね。
あとの2つ「身内、地域のつながり」が強すぎることによる疎外感と「収入面の厳しさ」については、これを一挙に解決するおすすめの方法があります。それは以下の2つです。
- ITスキルを身につける
- 必要なことを学ぶため、コミュニティスクールなどに通う
ITスキルを身につけられれば、雇用と収入面で不安定さが懸念される沖縄において、安定した収入の基盤になります。
そして、ITスキルの勉強を通して、新しい人との出会いや交流が生まれます。
沖縄には「やんばるスペース」というコワーキングスペースがあります。
IT系フリーランスの交流場でもあるので、積極的に活用すれば新しい人と出会ったり、友達を作ったりが可能です。
ITを活用したコミュニケーションの輪を広げることができれば、孤独や疎外感も減るでしょう。
沖縄移住で活用すべき5つの支援制度
最後に、沖縄移住を考えている方にはぜひ活用してほしい支援制度を5つご紹介します。
就職支援制度3つ
支援事業 | 支援内容 |
県内企業人材確保支援事業「りっか沖縄」 | 県内企業とのマッチングをサポート、Uターン・Iターンの就職希望者に対する情報が豊富。 |
沖縄バイオ人材マッチング | 沖縄県内に事業所を持つバイオ系(医療・健康・食品・創薬・化粧品・環境等の分野)企業・大学・研究機関と全国の人材をマッチングする。 |
保育士渡航費助成 | 保育人材を確保するため、県外在住の保育士に対し県内の認可保育施設への就労にかかる渡航費、引っ越し費用などの移住費用を支援する。 |
移住には時間と労力、そして費用がかかります。
移住後の生活を安定させるためにも、事前の準備と情報収集がとても重要なので、就職支援制度をうまく活用しましょう。
住宅支援制度2つ
支援事業 | 支援内容 |
空き家バンク | 空き家を貸したい人や売りたい人が登録し、自治体が主体となって運営・情報提供をするサービス。 |
お試し住宅 | 移住者を受け入れる自治体や企業などが提供するサービス。移住先の地域で一定期間暮らすことで地域の文化や生活環境を体験でき、移住後のミスマッチのリスクを減らす。 |
仕事、家庭環境などをふまえて「どこで、どんなふうに住むか」という決定は大切です。
実際に沖縄へ移住する前にできる情報集め、移住体験やお試し住宅の活用をぜひご検討ください!
まとめ
今回は、沖縄移住を考えている方へ「沖縄移住を成功させるコツ」をご紹介しました。
理想の沖縄移住を実現するために、事前にできることは「情報収集」と「ITスキル獲得」です。
快適な移住後の生活を送るためには、自身の理想とする条件を見つけるために綿密にリサーチすることと、安定した収入を確保するための個人の力が重要です。
ITスキル獲得の中で特におすすめしたいのは「ライティング」。
特別な資格やスキルが必要なく、スマホやパソコンがあれば仕事を始められるので、事務所を構えたり、在庫を抱えたりなどリスクを負う必要がありません。
海や森に近い自然豊かな場所に住み、沖縄らしい南国の風景に囲まれた、理想の沖縄移住暮らしを送ることも可能です。
この「やんばるメディア」のオーナーであるかみざとが運営する「やんばるエキスパート」では、短期間でITスキルを身につけられ、実際に多くのエンジニアやライターを輩出しています。
私自身も、完全なIT初心者でしたが、この「やんばるエキスパート」のライター講座を受けライティング技術を教わり、3ヶ月後には記事執筆の仕事を受けることができました。
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