「40代でセミリタイアしたい!」実現するためのポイントを徹底解説
「セミリタイアに興味はあるけど自分には難しいかも…」
「40代でもセミリタイアできるの?」
あなたも、このようなことを考えたことはありませんか?
この記事では、40代のセミリタイアを目指す人に向けて、必要な貯金額や実現するためのポイントを解説します。
「40代でセミリタイアするにはいくら必要なのか知りたい」「絶対に失敗したくない」という方は、ぜひ記事の続きをお読みください。
メディア監修 かみざと
沖縄で豊かに暮らせる人を増やす活動をしています。直近の目標は、沖縄で月商100万円以上のフリーランスを5名以上育てることです。
【実績】
・年商数億円規模企業のマーケター
・年商1000万円規模企業のマーケティング責任者
・年商5000万円規模IT企業代表
・月商50万円以上フリーランス多数輩出
「リタイア」は大きく分けて3つ
あなたは、リタイアという言葉にどんなイメージを持っていますか?
一般的に「定年を迎える前に早期退職や引退すること」をリタイアと呼びます。
40代50代のうちに仕事を辞めて、残りの人生を好きなことに使うという暮らし方ですね。
そんなリタイアですが、大きく3種類に分けられます。
- 早期リタイア
- FIRE
- セミリタイア
それぞれ順番に説明しますね。
早期リタイア
早期リタイアを実現すると、仕事をやめてのんびり暮らす、趣味やレジャーに没頭するなど、時間の縛りがない自由な生活を手に入れられます。
仕事から完全に引退するため、完全リタイアと呼ばれることもあります。
FIRE
FIREは造語で、経済的自立を意味する「Financial Independence」と早期リタイアを意味する「 Retire Early」の頭文字を取っています。
文字通り、経済的に自立することで、早期リタイアを実現するという生き方ですね。
FIREの実現後は、株式投資や不動産投資などの不労所得で生計を立てることになります。
そのため、FIREを目指すには潤沢な資産と金融知識が必要です。
セミリタイア
セミリタイアの大きな特徴は、リタイア後も働くことを前提としている点です。
働く時間を減らして自由な時間を増やし、ゆとりある暮らしを実現できます。
社会とのつながりが作りやすいのも、セミリタイアならではかもしれません。
また、ある程度の収入を見込んでいるので、リタイアのなかでも実現しやすいと言えます。
では、セミリタイアについてもう少し詳しく説明していきましょう。
セミリタイアで得られる3つのメリット
まず、セミリタイアで得られるメリットについてです。
主に、以下の3つが挙げられます。
- 自由な時間ができる
- ストレスが軽減される
- 人生の選択肢が増える
セミリタイアを実現すると、自由な時間が生まれ、仕事のプレッシャーや面倒な人間関係から解放され、やりたいことを諦めずに済むようになります。
具体的なイメージが持てるように、ひとつずつ解説していきましょう。
自由な時間ができる
セミリタイアは、仕事の時間を減らして、ゆとりある生活を送ることを目標としています。
そのため、セミリタイアを実現すれば、働いていた時間をまるごと自分の好きなことに充てられるのが魅力です。
もし通勤に1時間かかっていたとしたら、それだけで往復2時間。
これに勤務時間を加えると、単純計算で1日あたり10時間の余白が生まれます。
このように、セミリタイアの実現によって自由な時間を生み出せるというわけです。
ストレスが軽減される
役職が上がるにつれて責任が増したり、関わる人数も増えたりと、知らぬ間にストレスを抱えていた。
あなたにも、そんな経験があるかもしれません。
セミリタイアを実現すると、仕事のプレッシャーや人間関係の悩みから一気に解放されます。
満員電車に毎日揺られていた人なら、それが無くなるだけでも大違いですよね。
また、ストレスが軽減されると心に余裕ができるので、人間関係の向上にもつながります。
人生の選択肢が増える
これまでの人生で、仕事を理由に諦めてきたことはありませんか?
旅行に行きたいのに有休が取れない、ライブに行きたいのに残業があって行けない。
そんな風に、自分のやりたいことを犠牲にしてきた人もいるのではないでしょうか。
セミリタイアを実現すれば、自分が本当にやりたいことを諦めずに済みます。
趣味を極めたり、新しいことに挑戦できるようになったり。
残りの人生をどのように過ごすのか、未来の選択肢を増やせるようになります。
40代でのセミリタイアは可能?セミリタイアに必要な貯金額とは
次に、「40代でもセミリタイアできるのか?」という点について考えてみましょう。
結論から言うと、40代でセミリタイアを実現することは十分可能です。
ただし、現時点での資産額やセミリタイア後のライフプランによって実現度が変わります。
また、セミリタイア後も生活資金は大きく変わらないので、どのくらい必要なのか把握しておくと実現しやすくなりますよ。
リタイアに必要な貯金額を計算してみよう
それでは早速、リタイア後に必要な貯金額を計算してみましょう。
<前提条件>
- 45歳でリタイアする
- 85歳まで生存する
- 毎月の生活費を約16万円とする ※単身世帯の場合。「家計調査年報(家計収支編)2022年/総務省」より引用
この条件で試算すると、45歳から85歳までに必要な金額は以下の通り。
- 1年間の生活費:192万円(16万円×12ヵ月)
- 85歳までの総額:7,680万円(192万円×40年)
45歳でリタイアするには、7,700万円ほどの貯金が必要な計算になります。
セミリタイアの場合はどうなる?
では、45歳でのセミリタイアを目指す場合はどうなるでしょう。
セミリタイアは、働きながら収入を得ることが前提なので、1日5時間・週4日のアルバイトをした場合で計算してみます。
※時給1,000円換算、45歳から65歳まで働くことを想定
<毎月のアルバイト収入>
- 5時間×4日=20時間/週
- 20時間×4週間=80時間/月
- 80時間×1,000円=8万円
生活費の16万円から、アルバイト収入の8万円を差し引きます。
<45歳から65歳までに必要な金額>
- 16万円-8万円=8万円
- 8万円×12ヵ月=96万円
- 96万円×20年=1,920万円・・・①
45歳から65歳までに、1,920万円必要だということが分かりました。
では次に、65歳から85歳までに必要な貯金額を計算します。
<65歳から85歳までに必要な金額>
- 16万円×12ヵ月=192万円
- 192万円×20年=3,840万円・・・②
65歳から85歳までに、3,840万円必要だということが分かりました。
これを、45歳から65歳までに必要な1,920万円と合算します。
①+②=5,760万円
セミリタイアの場合、必要な金額は約5,800万円まで下がりました。
リタイアとの差額が1,920万円なので、セミリタイアの方が比較的実現しやすいことがわかります。
そして、金融資産や不労所得、年金の受給額によって、さらにゆとりが生まれてきます。
セミリタイアに失敗する人の共通点
40代でセミリタイアするには、6,000万円前後の貯金が必要だということがわかりました。
しかし、先ほど計算した貯金額があれば、絶対に安心できるわけではありません。
なかには、セミリタイアに失敗してしまう人もいるので注意が必要です。
セミリタイアに失敗する原因は、主に以下の2つが挙げられます。
- 資金不足
- 生活スタイルの変化
セミリタイアのチャンスは、何度もやってきません。
失敗を防ぐためにも、その原因を確認しておきましょう。
資金不足
ひとつめの原因は、資金不足によるものです。
先ほど計算した金額は、あくまでシミュレーションです。
セミリタイア生活を送るなかで、病気や事故など、急にまとまったお金が必要になることもあります。
また、不労所得をあてにしていたものの、運用に失敗して貯金を切り崩すケースも想定できるでしょう。
このように、当初の計画通りにいかない可能性も十分考えられるのです。
そして、そのような状況になってから再就職しようとしても、セミリタイアの期間がブランクとなり仕事探しに難航してしまいます。
早くセミリタイアしたいからといって無理に年齢を前倒すと、のちのち大変な思いをするかもしれません。
資金不足のリスクを減らすためにも、自分の収入やライフスタイルに見合った計画を立てるようにしましょう。
また、所帯持ちの人は家族の理解を得ておくことも重要です。
生活スタイルの変化
ふたつめの原因は、生活スタイルの変化です。
セミリタイア後は自由な時間が増える反面、それを持て余してしまう人もいます。
あんなに自由な時間が欲しかったのに、それが毎日続くと何をすればいいのかわからなくなってしまうのです。
また、働く機会が減ることで社会とのつながりが薄れ、孤独を感じてしまうこともあります。
せっかくセミリタイアを達成したのに、暗い気持ちになってしまう人もいるのが現状。
そうならないためにも、熱中できる趣味をつくる、コミュニティに属するなど、セミリタイア前から時間の使い方を考えておくと良いでしょう。
40代のセミリタイアは準備が大事
セミリタイアに失敗する原因を知ったうえで、40代で実現するためにはどうしたらいいのでしょうか。
40代でセミリタイアを達成するには、きちんと計画を立てて準備することが大事です。
セミリタイアのチャンスは何度もやってこないので、 以下の3つのポイントを意識してじっくり計画を練りましょう。
1)ライフプランを立てる
まず、セミリタイアに向けたライフプランを立てましょう。
たとえば同じ40代でも、40歳と49歳では大違いですよね。
40代といっても何歳でセミリタイアしたいのか、なるべく具体的に決めておくといいでしょう。
また、セミリタイア後は会社員のような信用が得られなくなります。
住宅ローンや自動車ローンなどの借入を考えている場合、退職前の手続きが必須です。
それだけでなく、セミリタイア後の時間の使い方を考えておく、生活費を把握しておくなど、日々の生活についてもイメージしておきましょう。
独身なのか、家庭を持っているのかによっても変わりますので、自分自身のケースに当てはめて考えてみることが大事です。
2)貯蓄をする
次に、セミリタイアするのに最低限必要なお金を貯めましょう。
もし45歳を目標にするならば、先ほど計算した5,800万円がひとつの目安となります。
それに加えて、ムダな支出がないか家計を見直してみるのも有効です。
削減できる固定費はないか、スーパーやコンビニで誘惑に負けていないか、使っていないサブスクはないか、見直せるところは無数にあるはずです。
それに、一度生活水準を上げてしまうと、もとに戻すには相当な覚悟が必要です。
今のうちから節約のクセを付けておくと、セミリタイア後の生活もずいぶんラクになりますよ。
また、効率よく資金を貯めるために、副業に挑戦して収入を上げる、浮いたお金で投資を始めるなど、いろいろと取り組んでみるのもいいでしょう。
3)収入の見通しを立てる
最後に、セミリタイア後の収入の見通しを立てておきましょう。
セミリタイアの場合、働きながら自分の時間を楽しむという生活スタイルになります。
すぐに安定した収入を得られるのが理想ですが、そう簡単にはいきません。
ですから、セミリタイアをする前からある程度の見通しを立てておきましょう。
パートやアルバイトでもいいですし、新しいことに挑戦してみるのもアリですね。
やっとの思いでセミリタイアを実現しても、収入ゼロの期間が続くと早々に破綻してしまいます。
そうならないためにも、収入源をきちんと確保しておくということを忘れないでください。
セミリタイア後の仕事はWebライターがおすすめ
セミリタイア後の収入源として、どんな仕事が理想ですか?
せっかく自由な時間が増えるんだから、場所を選ばず働きたいという人もいますよね。
自由に仕事をしたいなら、リタイア前から準備を進めておきましょう。
動画編集やプログラミングなど、在宅でできる仕事も複数ありますが、安定した収入を得るまでに数ヵ月かかるものもあります。
セミリタイアを実現してから始めても、なかなか収入につながらないリスクがあるんですね。
そこで、在宅ワーク初心者におすすめしたいのが、Webライターです。
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まとめ
この記事では、40代でセミリタイアを実現するためのポイントをご紹介しました。
成功のカギは、具体的な計画を立てて準備を進めることです。
40代のセミリタイアを目指すなら、まずは貯金5,000万円を目指して計画を立ててみましょう。
セミリタイア後はどんな仕事がしたいのか、どのように時間を使いたいのかまで、イメージできるといいですね。
この記事で、あなたのセミリタイアを後押しできると嬉しいです。